奥歯に白いプラスティック レジン充填

奥歯を詰める材料は様々です。

金属・セラミック・プラスティック・ジルコニア など

これらの材料にはそれぞれ特徴があるのですが、

奥歯へのプラスティックの適応は

① 詰める範囲が小さい(小さな虫歯)こと、

② 咬む力が大きく加わらない部位、

③ 歯ぎしりや噛み締めなどの癖のない人

笑った時に奥歯まで白いほうが見た目はいいのですが、適応を超えるとトラブルも起きます。

奥歯のプラスティックが欠けてしまった例↓ (当院の治療ではありません)171111-003

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このように詰めた部分が、欠けて虫歯になってしまうこともあります。

奥歯で白い詰め物をする場合は、範囲によってはセラミックの詰め物がおすすめです。

プラスティックより強度があり、変色も少なく、歯垢がつきにくく、2次虫歯になりにくいのが特徴です。

オーラルフレイル

「オーラルフレイル」ってご存知ですか?

下の図をご覧ください。

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年を重ねて心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を「フレイル」といいます。フレイルは「虚弱」を意味する英語「frailty」を語源としています。

上図のように多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て要介護状態に陥ると考えられています。
また、高齢者の些細な口腔機能の衰え(滑舌の低下、食べこぼし、わずかのむせ、嚙めない食品の増加)による、虚弱や老衰など介護が必要となる一歩手前の段階を「オーラルフレイル」といいます。

つまり、人間はいきなり要介護になるのではなく、衰えのきっかえとして歯の健康状態が大きく作用しているということなんです。

結構前ですが「咬むことの重要性」http://www.sasayama-dc.com/blog/3169/ でも触れました。

このオーラルフレイルに「自分の歯でちゃんと咬めているか」ということが大きく関係してくるのです。

今、上図にある第4段階の方が急激増えています。第4段階まで来ると前の段階に戻るのは困難を伴います。

第1段階の段階で第2段階以降に移行しないようにしっかりと予防し、必要な治療を受ける事が大切です。

事故などを除いて歯をいきなり失うことはほぼありません。小さな虫歯から始まり、長い年月で何度も治療された末に喪失したり、歯周病の進行による喪失が主な原因です。

日頃のセルフケアだけでは歯の健康を維持するのは難しいです。

定期的な検診を受け、気づかないうちに出来ている虫歯はないか?をチェックし、日頃のセルフケアで落としきれない歯垢や歯石のクリーニングを受けることで予防できます。

 

審美歯科×フルジルコニアクラウン

当院では3種類のフルジルコニアクラウンをケースに応じて使い分けています。

今回のケースは、自然の歯の見た目に近い(審美性の高い)フルジルコニアクラウンです。

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この歯を被せた後のお口の写真です。

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どの奥歯がフルジルコニアクラウンか分かりますか?

答えは・・・

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DSC_3802です。

数年前では考えられないくらい、材質が進化して自然観が増しました。

従来からあるセラミッククラウンの歯の弱点である割れる,欠ける可能性を克服し、更にジルコニアの欠点であった審美性もUPしたフルジルコニアクラウン。

セラミック同様に生体親和性が良く、金属と比べて歯垢がつきにくいメリットもあります。

何よりも差し歯っぽくない自然な見た目がいいですね。

大臼歯(前から6、7番目の大きな奥歯)を、保険外で被せる場合のファーストチョイスになりつつあります。

歯のすり減り 歯ぎしり? 咬み合わせ? マウスピース

歯のすり減り。

歯科用語では咬耗(こうもう)といいます。

すり減りの原因は様々。

歯ぎしりや食いしばりによるすり減り、長年歯を使い続けた結果のすり減り、咬み合わせの不良によるすり減り・・

こちらは歯ぎしりや長年の経過によるすり減りです。歯の真ん中が凹んでいるのが分かりますでしょうか?

月のクレーターのような感じで凹んでいます。

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これは歯の表層のエナメル質という歯が、すり減って無くなってしまったものです。

放置していると凹んだ歯の周りの薄くなったエナメル質が更に欠けてしまう場合があります。

治療後です。凹んだ部分を歯と同じようなプラスティックで埋めました。

171026-007プラスティックですので、いずれはまたすり減っていきますが、その時は補充してあげればいいのです。

ついでにすり減りの原因が歯ぎしりなどの癖の場合は、マウスピースや自己暗示療法が必要です。

すり減りに対して必ず埋めないといけないわけではありませんので、気になる方は必要な治療かどうか歯科医院で診てもらうのがよいでしょう。

 

おんぶバッタ

今月が終わると医院を継いで5年が経ちます。

医院を継いだのが平成24年の11月。

毎年色々ありますね。

長く歯医者でいると、歯医者をすることに飽きちゃう先生がいるって昔からよく話に聞いていました。

私は残念ながら?飽きる暇がないです(^_^;)

1年1年が濃いです。

歯医者になってもうすぐ20年。

でも経営者になってからはまだ5年。

まだまだリーダーとしては未熟です。

先日、ふと見つけたおんぶバッタ↓

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まだまだ周りの皆様におんぶしてもらっている側です。

精進しておんぶする側にならなきゃいけないですね^^

今年も残すところ、あと2ヶ月。

頑張ります!