カテゴリー別アーカイブ: 歯ぎしり・マウスピース

歯のすり減り 歯ぎしり? 咬み合わせ? マウスピース

歯のすり減り。

歯科用語では咬耗(こうもう)といいます。

すり減りの原因は様々。

歯ぎしりや食いしばりによるすり減り、長年歯を使い続けた結果のすり減り、咬み合わせの不良によるすり減り・・

こちらは歯ぎしりや長年の経過によるすり減りです。歯の真ん中が凹んでいるのが分かりますでしょうか?

月のクレーターのような感じで凹んでいます。

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これは歯の表層のエナメル質という歯が、すり減って無くなってしまったものです。

放置していると凹んだ歯の周りの薄くなったエナメル質が更に欠けてしまう場合があります。

治療後です。凹んだ部分を歯と同じようなプラスティックで埋めました。

171026-007プラスティックですので、いずれはまたすり減っていきますが、その時は補充してあげればいいのです。

ついでにすり減りの原因が歯ぎしりなどの癖の場合は、マウスピースや自己暗示療法が必要です。

すり減りに対して必ず埋めないといけないわけではありませんので、気になる方は必要な治療かどうか歯科医院で診てもらうのがよいでしょう。

 

知覚過敏を放置すると・・

今月はなんだかんだと忙しくて4回しかスポーツクラブに行けませんでした(T_T)

週2回の月8回が目標なので半分しか行けませんでした。

連休に遠出したり、体調を崩したりしたのが原因です。

今週からやっと通常の診療日程に戻りますので、来月はしっかり通いたいと思います!

さて・・

知覚過敏は冷たい物や熱い物が凍みるのが症状の病気です。0934030005_s凍みる=虫歯がある

一般的にはそう思われがちなのですが、

知覚過敏の原因のほとんどは、歯ぎしり・食いしばり・噛みしめ・歯周病のどれかに当てはまります。

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知覚過敏の治療は凍みる場所に薬を塗ったり詰め物を詰めます。

歯周病が原因の場合は歯周病の治療もします。

歯ぎしりや噛みしめが原因の場合はかみ合わせを治したり、マウスピースを作ったり、自己暗示療法を指導します。DSC_1172

知覚過敏の原因が虫歯でないことを説明しても半信半疑の患者さんもいらっしゃいますが

ちゃんと処置すれば、1~3回くらいですっかり治まります。

患者さんは虫歯が原因でないと分かってホッとするのですが、

知覚過敏を甘く見てはいけません。

ちゃんと治療をしないと最悪の場合、歯の神経を抜かないと凍みるのが治まらないほど悪化してしまう場合もあります。

ですので凍みる人用にシュミテクトなど知覚過敏用の歯磨き粉も市販されていますが、ご自身で診断せずに、まずは何が原因で凍みているのか歯医者さんで診てもらいましょう。

マウスピース×歯ぎしり

マウスピース治療希望で来院された患者さんの理由で一番多いのが

「歯ぎしりを指摘されたのでマウスピースを作ってほしい」です。

寝ている時に歯ぎしりの音が大きいと一緒に寝ている方も気になってしまいますよね。

でも歯ぎしりによる問題を放置しておくと色々と弊害が出てきます。

このような症状を感じたことはありませんか?

  • 虫歯ではないのに冷たい物で歯が凍みる
  • 虫歯ではないのに噛むと痛い歯がある
  • 朝起きると顎が疲れていたり、歯が浮いた感じがする
  • 最近、歯の長さが短くなった気がする
  • しっかり歯を磨いて、歯石も取っているのに歯周病が良くならない
  • 口を開け閉めすると、顎の音が鳴る、または顎に痛みがある
  • 歯の間に物が挟まりやすくなった
  • 歯に詰めた銀歯や被せ物が、頻繁に外れる
  • 入れ歯が頻繁に壊れる
  • 舌の脇が凸凹した形になっている
  • フロスや糸ようじで歯の間を手入れしても虫歯が出来やすい
  • 顎の周りの筋肉が痛い、こわばった感じがする
  • 前歯の歯並びが悪くなった気がする

実は、これらの症状は「歯ぎしり」「食いしばり」や「噛みしめ」から起こっている可能性があるんです。

ご本人の自覚はほとんど無いことが多いのですが、成人の9割が多かれ少なかれ就寝時や日中に歯ぎしりや食いしばりをしていることが分かっています。

特に食いしばりはおよそ80~100㎏の力があるといわれ、歯や歯肉、顎の骨にかなりの悪影響をあたえます。

一般的に歯や歯ぐき、顎の痛みは虫歯や歯周病と思われがちですが、実は歯ぎしりや食いしばりが原因の場合が多いことが分かっています。

マウスピース

歯ぎしりや食いしばりの対処方法は自己暗示療法とマウスピースによる治療です。

食いしばりや噛みしめは日中でも無意識に行っていることが多く、少し意識するだけで「気づく」ことが出来ます。

また夜間にマウスピースを使うことにより、歯ぎしりや食いしばりによる負担が軽減しますので、歯や歯肉・顎の骨に対するダメージを防ぐことができます。

当院では患者さんの個々の症状に合わせて院内でマウスピースを作成し、自己暗示療法について詳しくアドバイスしています。

*中学生以下のお子さんの歯ぎしりは自然に治ることが多いのでマウスピース治療は行っていません。

*スポーツ用のマウスピースは扱っておりません。

マウスピース

最近、マウスピース製作希望の方が続いています。

「歯ぎしりを指摘された」「朝起きると顎がだるい」「虫歯じゃないのに歯が凍みる」「硬い物を咬むと顎が痛い」

歯ぎしりや噛みしめ癖は、歯や歯ぐき、顎の関節まで悪影響を及ぼします。

マウスピースは今ある症状に対しては有効ですが、あくまで対症療法です。

一番大切なのは日中に歯ぎしりや噛みしめ癖を自覚すること。

日中に歯ぎしりすることはほとんどありませんが、噛みしめ癖はかなりの割合で行われています。

単にマウスピースを作るだけでなく、自己暗示療法についても知っておく必要がありますね。

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TCH

院長です。

毎年、成人式の連休が終わると本格的に1年がはじまる気がします。

この年末年始は忙しさを言い訳に手をつけていなかった片づけや整理整頓が出来ました。断捨離、気持ちいいです。

スッキリしてスペースが増えると新たな物が欲しくなる・・。無駄遣いに気を付けなければいけません(笑)

 

さてタイトルのTCHとは歯科用語でtooth contacting habit 歯列接触癖の略です。

実は食べ物を咬む、飲み込む、発音する以外の時は上と下の歯は通常接触していません。

それ以外の時に上下の歯をかみ合わせたり、接する癖の事をTCHといい、無意識でおこなっているので自分では

自覚がないことがほとんどです。

TCHがあると、歯や歯ぐき、顎に違和感や痛みなどの症状を出る事があります。

歯が凍みる、歯が全体的に浮いた感じがする、咬むと痛い

歯ぐきが腫れやすい、歯がゆれる、歯の間に食べ物が挟まる、

顎の音がする、ガクガクする、痛い。

これらは一見、虫歯や歯周病、顎関節症の症状ですが、TCHや歯ぎしり、または食いしばりが原因で起こることもあります。

TCHが疑われる患者さんへのアドバイスとして、よくお話しするのが

”唇を閉じて、上下の歯は離して、顔の力を抜く” です。これが何もしていない時のリラックスしたお口の状態といわれています。

これを意識すると、日中に無意識に噛みしめている事に気づくことがあります。

私自身も自分のTCHに気づいてからは、気を付けるように意識しています。

特にストレスがかかっている時期に多いようです。

これから春に向けて、就職や転勤、異動や受験など環境が変わるイベントが多くなります。ストレスを感じやすい時期ですので、TCHに気づいたら、お口のリラックスを意識してみると良いかもしれません。

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