カテゴリー別アーカイブ: 診療器具

被せ物を長持ちさせるために (ジルコニア内面の傷)

もうすぐお盆休みですね。

一時の暑さが少し和らいで嬉しいです。

先日、新たな診療用装置を導入しました。

ミニブラスターという器具です↓

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金属やセラミック、ジルコニアを使った被せ物を歯に装着する際に用います。

被せ物の内面に、この装置でアルミナパウダーを吹き付けると被せ物が取れにくくなります。

現在の歯科用接着剤は品質が向上し、強力に接着するようになっていますが、更なる接着力を期待したい場合に有効な装置です。

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ここからは歯科医向けの話です。

ジルコニアやプレスセラミックの内面から仮着剤を除去する際に、黒い引っ掻き傷がついて困ったことはないですか?

この傷を残したままセットすると黒い傷が透過して補綴物が暗くなってしまいます。

ストレート用のホワイトポイントなどでもある程度取れますが、サンドブラスターならサッとキレイにとれます。

このミニブラスターは、チェアのエアーに接続できるのでコンパクトかつ省スペースで使いやすいです。

もちろんブラスト力は必要十分です^^

 

 

 

視える・分かる・治療の説明

なんだか急に寒くなりましたね。

暑がりのスタッフさんもカーディガンを羽織って仕事してました。

本日は当院の特徴である「視える・分かる・納得できる」のインフォームドコンセントに使われる診療器具をご紹介します。

口腔内カメラといって歯やお口の中を撮る専用のカメラです。

主に2種類の仕様があり、お口の外側から撮影する一眼レフカメラとお口の中に入れて撮影する小型カメラがあります。

歯科仕様の一眼レフ↓

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小型カメラ(ペンタイプのカメラ)↓

「デンタルアイ」の画像検索結果

当院ではこの2つのカメラを用途に応じて使い分けていますが、虫歯や歯周病の説明には小型カメラをよく用います。

皆さんも歯医者さんで治療の際に手鏡で治療する歯を見せられたことがあると思うんです。

当院でも説明の際に手鏡は使っています。

でも見えづらい歯の裏側や奥歯の問題は、手鏡ではなかなかはっきりとお見せできないことが多いんです。

そこで鏡の代わりに治療する歯を撮影してモニターに映したものを見ていただいています。

お口の中にすっと入る小型カメラですので、撮影は苦痛もなくすぐ終わります。

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分かりやすい説明は言葉や話し方も大切ですが、「視える」というのはある意味それ以上の説得力を持つと考えています。

当院では患者さんに安心して診療を受けて頂けるよう、「視える・分かる・納得できる」 の説明を心がけています。

小型カメラで撮影した画像はこちらの記事から↓

http://www.sasayama-dc.com/blog/4084/

 

 

i prophy (アイプロフィー)

新しい診療機器を導入しました。

名前はi prophy です。prophyとは虫歯や歯周病の予防処置のことをいいます。

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歯のクリーニング専用のコードレス歯面清掃機です。構造は電動歯ブラシに似ています。

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歯ブラシだけでは落ちにくい歯の表面のプラークをキレイに掃除できます。また歯石を取った後の歯の表面は多少ざらつきますので歯の表面をこの器具で研磨することでツルツルになり、歯垢や歯石や着色が付きにくくなります。

通常こういう器具はコードレスではないので、取り回しがしづらい上に、ヘッド(歯を磨く部分)が大きいので、狭いお口の中で届きにくい部位があったりします。  こんな感じです↓

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i prophyはヘッド部分が極小で、従来の器具では届き辛かったお口の奥のせまい所でも楽々届き、患者さんも大きく口を開けたり、唇を引っ張られたりしないので、快適にクリーニング処置が受けられます♪

コードレスで軽いのでスタッフにも好評です。

1つ前の機種も所有しており、今まで主に歯科衛生士さんが使っていました。

私も患者さんのクリーニングで使用する事あるのですが、あまりに使いやすいので今回新しい機種であるi prophyも購入しました。

これを使いだすとコードがある重いタイプの器具には戻れません。

患者さんが快適にクリーニングを受けられ、スタッフの負担も少ない。一石二鳥の診療器具です^^

 

 

もしもの時に・・

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上の写真の機器、何だかお分かりでしょうか?

 

答えは酸素吸入器です。

歯医者さんでは緊張や不安から、治療中に貧血を起こしたりする患者さんがいらっしゃいます。

そういう時に、酸素をマスクで吸入すると早く回復します。

当院では痛くない、不安のない治療を心がけていますので使用する機会は滅多にありませんが、何事にも備えておきたいので、このような機器を設置しています。(AEDも設置しています。)

先日、診療後にスタッフと一緒に使用方法や緊急時の対応について、おさらいしました。

 

 

 

 

 

 

i clave mini

新しい診療機器を導入しました。i clave mini という診療機器です。

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パン焼き器のような形をしています。(大きさはパン焼き器と同じくらいです)

これは皆さんの大嫌いな歯を削る治療器具↓(ハンドピースといいます)↓を滅菌する機器なんです。

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今までもハンドピースの滅菌はしていましたが、今回 i clave miniを導入したことでヨーロッパの滅菌基準「クラスS」に準拠したグレードに滅菌レベルが上がりました!

滅菌機器を使用するには水が必要なのですが、クラスSになると水道水は使えませんので精製水という不純物を含まない水を購入して使用します。このボトルを毎週2本使います。

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i clave mini で滅菌する前にまず「ケア3」↓という機器を用いて自動でハンドピースの内部まで徹底的に洗浄します。

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ハンドピースに先につけるバー(歯に直接触れるドリルの先端部)というものも超音波洗浄してから滅菌を行っております。

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ここまでやると時間とコストがかなりかかります。滅菌というものは特に義務付けられているわけではなく、各歯科医院がそれぞれの基準を持っておこなっているものです。

「清潔」というのは医療機関においてもっとも大切な事のひとつですので、これからも見える部分、見えない部分共に清潔な環境を提供できるようにしていきます!