スタッフと勉強しました。

「電動歯ブラシってどうなんですか?」

「手で磨くのと、どっちが歯垢が落ちますか?」

患者さんから時々聞かれる質問です。

予防メンテナンスに関わる歯科衛生士は、患者さんから電動歯ブラシについて聞かれる機会が多いので、最新の知識と経験を得てもらうために、メーカーさんにZoomでセミナーを開いてもらいました。

ZOOMを利用して、約30分電動歯ブラシについてレクチャーを受けます。

 

事前にメーカーさんから、電動歯ブラシを体感できるキットが送られています。

 

電動歯ブラシ「ソニッケアー」の最新バージョンの最上位機種。

 

ブラッシングコーナーで鏡を見ながら、電動歯ブラシを体感。

体感キットは1週間借りられるので、返却までに期間、私もスタッフもお昼休みの昼食後の歯磨き時に使ってみることにしました。

私は普段、普通の歯ブラシと電動歯ブラシの両方を使っているので、どちらにも、それぞれメリットがあると感じています。

こちらも参考にどうぞ↓

電動歯ブラシ・超音波歯ブラシ どうなんですか?

 

以上「スタッフと勉強しました。」でした。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

「先生、勉強好きですね。」

先々週に続き、同じセミナー会場でインプラントの勉強をしてきました。

 

 

「ベーシックインプラントロジー」

当院が使用しているインプラントメーカー、ストローマン社主催のセミナーです。

インプラント初心者から年間20ケースくらいまでの歯科医を対象にしたインプラントの基本を学ぶセミナーです。

 

最初にこのセミナーを受けたのは2013年で、受講は今回で5回目でした。

基本を学ぶセミナーですが、内容は毎回同じではなく、その時々の講師の先生の得意な分野や、最新の知見も得られますので、多くの学びがあります。

インプラントは、診断や治療計画がとても大事で、治療の成否の9割を占めています。

その次に基本を徹底した丁寧な外科手術をおこなうことで、術後の痛みを減らし、傷の治りを早くします。

慣れてくると自己流になってしまいがちですが、こうして基本に立ち返ることは、大切です。

 

ところで、医師や歯科医には、免許の更新というものがありません。

免許を取得すれば、勉強しなくても、勉強していても、ずっとその立場にいられます。

インプラント治療も歯科医の免許があれば、おこなうことが可能です。

ですので、インプラント治療をするための免許はありませんが、この「ベーシックインプラントロジー」は、車の運転免許の更新のように、インプラントの知識と技術の更新と思って、数年おきに受けています。

5回目の受講ですが、インプラント治療も年々進化し、考え方や治療のエビデンスが更新されていました。

勤務医の頃は、時間に余裕もあり、セミナーで学ぶ時間もありますが、開業すると、ほとんどの歯科医は、プレイングマネージャー(経営と治療の両方)になりますので、学ぶ時間を意識的に確保しなければなりません。

同業の先生から「先生、勉強好きですね。」と何度か言われたことがあります。

歯科の勉強が好きか嫌いかと言われれば、好きです。

ただ、趣味とは違うので、それなりに時間と労力はかかっています。

そして、技術や知識をアップデートとすることは、国家資格の免許を持っている者として、普通のことだと考えています。

開業して11年が過ぎましたが、これからも基本を大切に学び続け、通い続けて下さる患者さんのお口の健康を守る責任を果たしたいと思っています。

 

この日の大阪。やや曇り模様

大阪市役所の朝

夕方

 

研修の修了証を頂きました。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

 

 

 

勉強する歯科医の1日

先日の休日に大阪でインプラントの勉強をしてきました。

中之島にある会場付近は、とても景色の良い場所です。

何度も足を運んだことのあるセミナー会場ですが、

次回行くときは、少し早めに行ってブラブラ散歩しようかと思います。

 

開場はフェスティバルホールがあるビルの手前のビル。

 

19階のセミナー会場の大きな窓ガラスから見える景色。

 

インプラントオーバーデンチャーについて勉強。

 

帰る頃には暗くなっていましたが、イルミネーションが見れました。

 

研修の修了証を頂きました。

次回もこの会場でセミナーを受けます。

コロナで一時期オンラインセミナーが増えましたが、やはり対面式のセミナーは、いいです。

講師の先生にたくさん質問させて頂き、疑問がスッキリ解決しました。

最近はセミナーの内容にもよりますが、受講生の先生方が自分より若い先生が多いことが結構増えてきました。

いつのまにかそんな年齢になっていました。

若い頃にも勉強のためにインプラントのセミナーを受けていましたが、自分がまだインプラントをやっていなかったので、習ってもピンと来ていませんでした。ですので、ただ知識として増えただけで終わっていましたが、今は違います。

患者さんに現在進行形でおこなっている治療に、直結するセミナーを選んで受けているので、とても有意義な学びの時間を過ごせています。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

ZOOMでWeb勉強会

院長の笹山です。

当院では子供の歯並び改善に床矯正という装置を使って矯正治療をおこなっています。

この矯正技術を講習会で私に教えてくださった先生がWEB勉強会を開催して下さっています。

平日の診療後の19時から1時間半ほどZOOMでおこなっています。

先日は2回目の開催でした。

少人数で開催されているので質問もしやすく大変勉強になっています。

講師の先生は、受講生が講習会を受講後も患者さんに正しい矯正技術を施して欲しいとの想いでフォローアップのために開催して下さっています。

先生は60歳を超えられているのに、診療後のお疲れの中、本当に頭が下がります。

私の医院には現在勤務医はいませんので、歯科医師に何かを教えるということは出来ませんが、歯科医師人生の折り返し地点も近づいてきた今日この頃、いつか自分も若い人に何か恩送りをしたいと思っています。

今後も勉強会を開催して下さるとのことで、先生に勉強会を開催して良かったと思って頂けるように、子供たちの歯並び改善に全力を尽くします。

手術力の向上

院長の笹山です。

先週の休診日にインプラント外科の講習会に参加してきました。

インプラント手術の技術レベルを上げるためのセミナーです。

通常の簡単な手術実習ですと、疑似模型を使うのですが、本格的な実習をおこなう場合、歯科でよく使われるのは生の豚の下顎です。

こちらを使って、切ったり縫ったりの手術実習します。

もちろん実際の人間の下顎とは色々と異なりますが、人間も豚も同じ哺乳類ですので、歯や歯茎、骨など大きな部分は構造は一緒です。

豚で実習するのは久しぶりでした。

冬はいいのですが、生ですので、夏に行う時は冷房をしっかりかけないと、時間と共に生臭い匂いが部屋に充満してしまいます。ファブリーズなどの消臭剤を豚にかけながらおこなうこともあります。

勤務医の頃、院長先生が勉強会のために豚を精肉店に頼んで用意して下さったのを思い出しました。診療室で豚実習をおこなったので、次の日の診療日に匂わないように、全力で消臭作業したのを覚えています。

 実習後の豚。RidgePreservation  with hidden mattress suture をおこないました。

抜歯した後に、インプラントする可能性がある場合は、抜歯の時に出来るだけ抜歯する歯の周りの骨や歯茎が痩せないように施しておくことが大切です。

朝から夕方までビルの1室の籠っての講習で疲れましたが、今後の臨床に生かしていきたいと思います。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院