歯を長持ちさせる方法

これをするだけで歯の寿命は変わります。

①歯磨きの後、水でゆすがない。

②何もしていない時は、上下の歯を触れさせない。

③1日1回は、フロスか歯間ブラシをする。

④3か月毎の定期検診とクリーニングを受ける。

解説

①歯磨き粉に入っているフッ素が虫歯予防に強力な効果を示します。

歯磨き後に何度もゆすいでしまうと、フッ素も流れてしまいます。

歯磨き後は15分程度は飲食を控えましょう。

②本来、何もしていない時は、上下の歯は僅かに隙間があり、触れていません。

日常的に触れていると、歯ぎしりや噛みしめの癖が強くなり、歯が欠けてしまったり、ヒビが入ったり、歯周病が悪化したりと、悪影響があります。

③虫歯菌や歯周病菌は、歯と歯の間のように通気性の悪い場所を好みます。

歯と歯の間の汚れは自然に落ちません。10~20代はフロス、30代以降は、フロスと歯間ブラシでセルフケアしましょう。歯と歯の間の病気予防に強力な効果があります。

④セルフケアだけでは落としきれない、歯垢や歯石を3か月ごとにクリーニングすることで、少しくらい溜まっていても、元通りにリセットできます。また、虫歯が見つかっても、まだ小さいので、最小限の治療で済みます。

 

ある統計では、健康な天然の歯の50年残存率は、99%近くあるといわれています。

失った歯をもっとも天然の歯に近い状態に戻せるインプラントでも、10年で90%程度です。

天然の歯は生まれつき備わっているのでコストは0円ですが、インプラントの相場は1本40~60万円程度といわれています。

コスト面でも、機能面でも、審美面でも、自分の歯に勝るものはありません。

当院では歯を大切にしたい方のお手伝いをしています。

今は大切さにピンと来なくても、大丈夫です。

通っていると、知らず知らずのうちに、

「歯って大切なんだな。」

「もっと歯を大切にしたいな。」

と思ってもらえるような診療を心掛けています。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院