お子さんが初めての歯医者さん どんな感じで診るの?

院長の笹山です。

今日の午後最後の予約は、4人家族さんの定期健診でした。

前の患者さんも帰られて、後ろに患者さんもいないので、貸し切り診療状態です。

お父さん、お母さん、娘さん2人。

下の娘さんは、3歳で歯医者さんが初めて。

待合室では元気でしたが、診療椅子に座ると案の定泣いてしまいました。

ここからが私の出番。

いつものように歯ブラシ練習からスタートして、褒める、褒める、褒める。

いつのまにか泣き止んで、大きなお口を開けています。

今日は歯医者さんが初めてなので、少しメニューをシンプルにして、歯ブラシで歯を綺麗磨いてあげて、バナナ味のフッ素ジェルを塗って、おしまいにしました。

初めての歯医者さんではハードルを下げて、小さな成功体験をしてもらうことを大切にしています。

最初に我慢させたり、怖い思いをすると、歯医者さんに行きたがらなくなってしまいますので。

フッ素もちゃんと出来たので、自分でご褒美のプレゼントを選んで、ご機嫌でお帰りになられました。

ちなみに当院はご褒美用のガチャは置いていません。

ガチャのワクワク感はいいんですが、欲しくない物が出てきた時はテンションが下がっちゃいます。

頑張ったご褒美プレゼントは自分で選びたいですよね?

また3か月後の検診で待ってます^^

歯に魚の骨が刺さった?

院長の笹山です。

先日定期健診でいらした患者さんから

「奥歯の奥に魚の骨が刺さったかもしれない。」

と言われたので、お口の中を拝見したところ

こんな感じになっていました。

銀歯の根元(↑)部分に見えているのは、歯の根っこです。

どういうことかといいますと、銀歯の下で支えている歯の根っこが割れて、裂けてしまい、その断片が歯ぐき側に出てしまっているのです。

レントゲン写真を撮影して見ると、こんな感じです。

赤線の部分の銀歯と歯の根に段差が生じているのが分かりますでしょうか?

このように歯の根っこが被せ物の内部で割れてしまって、割れた根っこの一部が歯ぐきの外側には出てくることがあります。

患者さんはこれを舌で触って、異物感を感じて、魚の骨が刺さったままになったと思われたのです。

この患者さんは、噛む力が非常に強く、硬いものを好んで召し上がるので、この歯のように、過去に神経を抜いた歯は、割れてしまうリスクがあります。

神経の無い歯は、歯の中に水分がありませんので、神経を抜いてから月日が経つと「欠ける、割れる」のリスクが上がります。

この状態を歯根破折といいます。

歯根破折についてはこちらも参考にどうぞ↓

歯根破折

歯の神経を抜く治療になった時に、患者さんからよく質問されるのが、

「歯の神経抜いたら、弱くなりませんか?」

です。

その通りなんですが、やむを得ず神経を抜く場合になった時には他に手はありません。

日頃の丁寧な歯磨きと、定期健診と歯のクリーニングを受けることで、そういう事態はかなり防げますので、歯科医院を上手に利用して頂ければと思います。

以上「魚の骨が刺さった?」でした。

 

*当院では、当院への受診を検討されている方専用のメール相談フォームがございます。

お口のことでお悩みや気になることがある方は、ご利用して頂ければと思います。

院長の私が相談にお応えしています。

メール相談はこちらから↓

https://www.sasayama-dc.com/information/index.html

 

 

治療中だけど歯医者を変えたい

院長の笹山です。

「治療の途中なんだけど、歯医者さんを変えようかな。」と思う時ってあると思います。

理由は様々だと思いますが、実際に変えようとする前に

以下のようなことに迷うかもしれません。

① 今通ってる歯医者さんに連絡したほうがいいのか?

② 今通っている歯医者さんに引継ぎの紹介状は書いてもらえるのか?

③ 新しい歯医者さんに治療の続きを頼んでも大丈夫か?

 

①~③に対する歯医者である私の見解を書きます。

① 今通ってる歯医者さんに連絡したほうがいいのか? 

次回の予約をしている場合で「とんでもなく嫌なことがあった!」「もう二度と関わりたくない!」とかでなければ、キャンセルの連絡はした方がいいです。

無駄キャンセルされると歯医者さんが困るのもそうなんですが、予約日に患者さんがいらっしゃらない場合、電話やメールで連絡してくる歯医者さんが結構あります。それは「何で来ないの!」の連絡ではなくて「予約日を間違えていらっしゃらないかな?」などの確認の電話なんです。そういう確認の連絡が来て、放っておいたとしても、その後何度も連絡が来たらちょっと困りますね。

どう言って断るかですが、

「治療が痛かったから。」「説明が足りなかったから。」「対応が悪かったから。」など本当の理由を告げることも、その歯医者さんの改善のためにはありがたいことなのですが、そのようにはっきりと言いたくない、言えない場合の無難な理由は

「忙しくてしばらく予定が分からないので、またこちらから連絡します

がいいと思います。

通常はこれで十分なんですが、極まれに電話で「その後、ご都合はどうですか?」やハガキで「治療途中の歯があります。」的なお知らせをする歯医者さんもあります。

二度と連絡して欲しくない場合は、

「こちらの都合で通院出来なくなったので、他の歯医者にかかることになりました。」

がいいと思います。これだとあくまで自己都合という表現になるので、歯医者さん側はもう連絡して来ないでしょう。

② 今通っている歯医者さんに引継ぎの紹介状は書いてもらえるのか?

これは引っ越しなどの転居でやむを得えない場合以外では、やや難しいかと思います。治療時のレントゲンなどもあるに越したことはないのですが、何の資料もなくても、余程のことでなければ、新たな歯医者さんでレントゲンなど撮り直して診断すれば、ほぼ問題なく再開できると思います。

③ 新しい歯医者さんに治療の続きを頼んでも大丈夫か?

これは特に嫌がられることなく大丈夫だと思います。実際、治療の途中で転院されてくる患者さんも割といますし、歯医者さん側は慣れています。

ただし今受けている治療が矯正やインプラント治療などの自費治療の場合や、自費治療でなくても長期に渡り複雑な治療を受けられた場合は、電話等で引継ぎ可能か問い合わせてから初診の予約を取ることをおススメします。

いかがでしたでしょうか?

私個人の気持ちですが、歯型を採ったりして、何かを製作し始めた場合は、歯医者さんにキャンセルの連絡をしてあげてください。

そのまま歯が完成してしまうと、患者さんに装着されることのない物に、歯医者さんは金属代などの材料費を支払ったり、歯を作ってくれる歯科技工士さんに製作料を支払わなければなりません。

早期のキャンセルの連絡を頂ければ、歯科技工士さんに製作のストップを指示することも出来るんです。

また、その歯が自費の治療だった場合は、歯医者さんと患者さんの個人契約になりますので、歯を入れなくても物が完成してしまった場合は、費用を請求される可能性がありますのでご注意ください。

それと…

治療した歯が痛かったり問題があると、不安や不信感が湧くかもしれませんが、一度は治療した歯医者さんに診てもらって、現状を伝えていただくとよいと思います。

実はその治療は、痛みの出やすい治療だったかもしれません。歯医者さん側の伝え忘れや説明不足だったかもしれませんが、治療後の体というものは予期せぬ反応を起こすことがあります。不安や怒りの気持ちをちょっと我慢して頂き、一度診てもらうと、もしかしたら、その時に解決するかもしれません。

それでも歯医者側から明確な答えや誠実な対応がなかった場合は、転院も止む無しですが、そんな場合でも新しい歯医者さんで「前の歯医者さんでこういう痛みがあって、再度診て貰ったら、こういう説明を受けた。」という話をして頂くと、新しい歯医者さんでの診断の参考になることがあり、早く治る方向に導かれるかもしれません。ですので、もう一度同じ歯医者さんに診てもらうのは、患者さんにとってもマイナスばかりではないんです。

あと…

たまになんですが、新しい歯医者さんで、前の歯医者さんでの経緯をお話しされる時に「こんなことがあって本当に嫌だった。腹が立って仕方ない。」と、話しながら当時の不快な気持ちを思い出されて、怒りをぶつけてこられる方がいらっしゃいます。お気持ちはすごく分かるのですが、新しい歯医者さんで新たに治療を受けられるという前向きな気持ちで、お話ししていただくとスムーズに移行出来るのでないかと思います。

最後に…

やはり人間なんで相性ってやっぱりあると思います。

歯医者さんと患者さん、どちらがどうとかではなくて生理的な相性の問題です。

毎回毎回「何か話しにくいな。」「聞きにくいな。」とか、何かされたわけじゃないんだけど、なんか嫌だなと思う場合は、転院してもいいと思います。

「歯医者さんはコンビニの数より多い。」といわれてから何年も経ちます。

何軒か当たれば、絶対合う歯医者さんがあります。

以上「治療中だけど歯医者を変えたい」でした。

ご参考になれば幸いです。

当院では治療途中の患者さんも問題なく治療をお受けいただけます。

こちらも参考にどうぞ↓

転院の話。治療の途中からでも診察OKです。

 

 

拡大鏡(ルーペ)を用いた歯石取り

院長の笹山です。

歯医者さんでは治療する歯や歯ぐきがよく見えるように、拡大鏡(ルーペ)を用いることがあります。

歯を削る時にもルーぺは使用しますが、歯石取りやクリーニングでもルーペは有効です。歯石や歯垢を徹底的に取ることで虫歯や歯周病は予防出来ますので、そのためにまず”汚れ”がちゃんと見えることが大切です。取ったつもりでも見えていなければ、取れていない⤵

6倍の倍率で見るとこれくらいで見えます↓

以前は歯石取りまでルーペは使わなくても…という考えでしたが、現在はほとんどのすべての治療で使用しています。

私が使用しているルーペは、サージテルというメーカーもので、歯科に限らず、脳神経外科、心臓血管外科、形成外科など、細かい部位を見ることを必要とされる外科系のドクターが好んで使用しているメーカのものです。

ルーペを装着するとこんな感じです↓ ちょっと見た目がロボチックで怖いかもしれませんが、より良き治療のためです。

ルーペは倍率が高ければ高いほど、よく見えるのですが、歯石取りは歯だけでなく、歯ぐきや喉に溜まったお水などを確認するために、お口全体を見回しながら行うので、3倍くらいの倍率がお口全体を見渡しつつ、歯石をしっかり確認出来る適正な倍率だと思っています。

ちなみに当院では歯科衛生士だけでなく、歯科医師も歯石取りやクリーニングをおこなっています。

「歯石取りって歯科衛生士がすることじゃないの?」

と思われるかもしれませんが、実は歯科医師も歯科医師免許を取得するために学生の時に歯石取りの授業や実習が必須になっており、免許取得後も歯科医師が自ら歯石取りをおこなうのは普通のことなんです。

私自身は歯石取り歴15年くらいで、当院では重い歯周病の患者さんのほとんどは私が担当していますので、ご安心ください。

 

以上「拡大鏡(ルーペ)を用いた歯石取り」についてでした。

当院では、当院への受診を検討されている方専用のメール相談フォームがございます。

お口のことでお悩みや気になることがある方は、ご利用して頂ければと思います。

院長の私が相談にお応えしています。

メール相談はこちらから↓

https://www.sasayama-dc.com/information/index.html

歯が痛くて電話したら、予約が一杯で断られた話。

院長の笹山です。

「以前通っていた歯科医院は、痛いとか困った時に電話しても、予約がいっぱいだと診てもらえないことがありました。」

歯が痛い女の子のかわいいフリーイラスト素材

新規で来院された患者さんから、時々お聞きする話です。

当院は小規模医院ですのでマンパワーは圧倒的に足りませんが「痛い」とお困りの方をお断りしたことは一度もありません。

どんなに予約が一杯でも出来る限り当日診ます。

あらかじめ「予約の患者さんがいらっしゃいますので、〇時に来ていただき、そこからお待たせししながらの診療になる上に、応急手当てになるかもしれませんが、よろしいですか?」とお断りを入れてはいますが、それでもよろしければ当日に必ず診ます。

詰め物や被せものが取れた場合でも、最低限の仮の詰め物をしておくだけでも、痛みやその後の問題は少なくなります。

患者さんは取れた歯を、その日のうちに完全に元通りにして欲しいんじゃなくて「そのままにして痛くなったらどうしよう・・」という気持ちが強いんです。

その日の本格的な治療は無理でも、痛み止めを出したり、噛み合わせ調整をするだけでも楽になることはあります。

応急手当をして、最低限の痛みや食事に不自由のない状態にまですれば、最終的に治すのは、後日でもいい。

・・と私は思っています。

こちらのアンケート結果をご覧ください↓

歯医者に行くきっかけの半数は歯のトラブルです。もちろん予防は大切ですが、まずは痛みや腫れを抑える、取れた歯を何とかすることは今も変わらない歯医者の大切な役目です。

歯でお困りの時は、まずお電話下さい。

*お電話無しで直接お越しになられた場合は、かなりの待ち時間と治療時間が発生いたします。処置も最低限の応急処置となる可能性が高いです。

*診療受付は診療終了時間の30分前までとなります。ご了承ください。

痛い時や困った時は原則当日に診る!

当たり前かもしれませんが、これからも続けていきます。