院長です。
梅雨明けはまだしていないのでしょうか?猛暑の中、お越しくださった患者様ありがとうございます。
今日は待合室のウォーターサーバーがフル稼働です。
週末の土日は歯科講習会コースの初回でした。
朝から夕方までみっちり実習なので、それなりに疲れるのですが、
講師の先生が全力でレクチャーして下さるので時間が短く感じられます。
インプラント治療は新しい時代を迎えています。最新の知識習得と技術研鑽は欠かせません。
次回も頑張ります!
院長です。
1次救命講習会に参加してきました。
1次救命処置は意識や呼吸がなくなり、心臓も停止してしまった人を救急搬送するまでの間に行う処置です。
救急車が到着するまでの間に一次救命処置を適切に行えるか否かで生存率が大きく異なります。
一見歯医者さんには関係なさそうですが、歯医者に通院する患者さんには高齢で持病をお持ちの方もいらっしゃいます。
そういう方々は治療内容に関わらず、診療室内で持病が悪化することもあるのです。
数年前にも同様の講習会に参加しましたが、避難訓練と似たようなもので一度受ければいいというものではなく、時々受けておかないといざという時に、体が動かないので定期的に参加することが大切です。
ダミーの人形やAEDを使って参加者でチームを組んで実習を繰り返しました。なかなかハードで息が切れます。
今回、最新の知識も得ることも出来、ブラッシュアップできました。
院長です。
昨日は寒かったですね~。
そんななか歯科医師会主催の講演会に行ってまいりました。
内容は咬合(咬み合わせ)についてです。
咬み合わせというのは本当に繊細なものです。
たとえば貝のお味噌汁を飲んだ時に貝の砂を間違って噛んでしまった時。
「ガリッ」となる感触はとても気持ち悪いですね。でも吐き出すと思ったより本当に小さな砂の粒です。
このように、咬み合わせを感じる神経はかなり敏感なのです。
ですのでお口の中で咬み合わせが1ミリ高いというのは相当高いことになります。
被せ物や詰め物の調整はミリではなくミクロンで合わせないといけません。
今回の講師の先生のように無調整で装着という離れ業はなかなか出来ませんが、色々な角度から咬み合わせを調整して
違和感のない詰め物や被せ物を装着するようにしています。
画像は細かい咬み合わせ調整には必須のオクルーザルレジストレーションストリップス 厚さ12ミクロンの銀紙です
院長です。
先日、診療後に歯科の学術講演会に参加してきました。
内容は根管治療についてです。
根管治療とは、歯の根っこの治療です。神経を抜いたり、神経を抜いた後の歯が感染したりした場合に行う治療です。
地味な治療ですが、歯の根は家でいうと基礎ですから、この治療を丁寧に行わないと歯の寿命を短くします。
講師の先生の治療方法は書籍で読んでいたので概要は分かっていましたが、更に詳しく聞くことが出来たので良かったです。
ちょっと専門的になるのですが、講演のスライドに使われていた歯のレントゲン写真がとても印象に残りました。
規格性のある美しいレントゲン写真でした。
歯や骨の変化の経過を追うには、毎回同じ位置からレントゲン写真を撮影し、現像の条件も良くしなければ、過去と現在の状態を比較することは出来ません。
2,3枚なら意識すれば可能ですが、何十枚ものレントゲンを規格性をもって撮影するというのはなかなか出来ないことだと思います。
勤務医の頃、レントゲン写真について厳しく指導されました。歯科医院にはレントゲン技師さんはいませんから自分で撮影して、現像しなければなりません。レントゲンフィルムの扱い方や現像液の温度の管理など細かいところに気をつけないと診断に耐えうるレントゲン写真は出来ません。
毎朝、コントラストチェッカーという現像液の状態を調べる装置で記録を採りました。1年半ぐらい毎日続けたと思います。
最初はそこまでしなくても・・と思っていましたが、続けるうちにきちんと撮影し現像されたものではないと正確な診断が出来ないことがよく分かりました。講演を聞きながら、その頃の事を思い出しました。
何事も基本が大切ですね。改めて感じました。
明日からまた頑張ります。