治療用グローブ

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

ちょっと暖かくなってきましたね。このまま春が来てくれればうれしいです。

 

さて、下の画像は使い終わった治療用(グローブ)手袋です。毎日大量の使用済みグローブが発生します。

私が大学を卒業した頃ですと、年配の先生の中には素手で診療されている方もいらっしゃいました。また、グローブを着用していても患者様ごとに交換はせず、手洗いをして使っていたことが多かったように思います。

使い捨てにするとコストがかなりかかることも理由のひとつだったのかもしれません。

最近では院内感染の問題もあり、グローブは患者様毎に交換するのがスタンダードになっています。

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大雪の日

院長の笹山敏です。

昨日は雪の中来院してくださった患者様お疲れ様でした。

バスが動いていない、家の前が雪で塞がってしまったなどで数件のキャンセルがありました。足元も悪かったので、急を要さない患者様には、こちらからお電話して予約の変更をご提案しました。

なかには兵庫県北部の豪雪地帯から車で2時間半かけて来院された患者様もいらっしゃいました。ずっと昔に治療した歯にトラブルが起きてしまい、お仕事をお休みになって来院されたのです。

前日のご予約の電話の際に伺ったお話からだと大きなトラブルが予想されましたので、来院前に以前に撮影したレントゲン写真とにらめっこしながら、想定される事態とそのリカバリー方法を何パターンか考えていました。                遠方からの来院ですので、何度も通院というわけにはいきません。

来院された時は、歯のトラブルにかなり落ち込まれていたのですが、何とかその日のうちにリカバリーすることが出来、そのまま歯のクリーニングまで終えて、次回は数か月後の定期検診となりました。                              お帰りの際には明るい笑顔に戻られたのでこちらもホッとしました。

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エイジングとホワイトニング

DSC_0015院長の笹山(ささやま)です。

タイトルに書きましたが、歯は加齢とともにエイジングします。

代表的なエイジングが歯の色の変化です。

歯は年齢を重ねることで、徐々に黄色くなっていきます。

加齢による黄ばみは、歯の内部にある象牙質の色が徐々に濃くなっていくことと、表面のエナメル歯が薄くなってくることに起因します。薄くなったエナメル質の下から、黄色みを増した象牙質の色が透けて、黄色っぽく見えるようになってきます。

内部から色が濃くなりますので、歯の表面をどんなにクリーニングしても元の色には戻りません。市販の歯を白くする?歯磨き粉の効果も期待できません。

この場合、内部から歯を白く出来る歯のホワイトニング処置が有効です。

特にエイジングで色が濃くなった歯は、治療前と治療後との色の差が分かりやすいのでホワイトニングの効果をより実感できます。

年配の患者様に「私の年齢でも出来ますか?」と聞かれるのことがあるのですが、ホワイトニングに年齢は関係ありません。

おいくつになられてもホワイトニングは可能です。

当院では年配の患者様に、ホワイトニングを施術することは珍しくありません。

ホワイトニングには、ご自宅で好きな時間に自分で出来るホームホワイトニングという方法、オフィスホワイトニングといって歯科医院でホワイトニング処置をおこなう方法、またデュアルホワイトニングといってホームとオフィスを併用する方法もあります。

当院ではホームホワイトニングをおこなっております。

ホームホワイトニングは、2~3週間と少し期間はかかりますが、痛い、凍みるなどの副作用が出にくく、ホワイトニング後の白さも長持ちすることと、手軽にできることから、当院ではこの方法をおススメしています。

下の写真は上の歯のホワイトニングをおこなったものです。下の歯はおこなっていませんが、上の歯が白く明るくなるだけで、お口全体が明るく見えます。

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