舌癌について 歯医者で見つかる?

この2週間ほど、テレビで舌癌に関する話題が多く取り上げられたこともあり、

当院でも患者さんから

「私は舌癌大丈夫ですか?」

「舌が痛いことがあるんですが、舌癌にならないですか?」

と聞かれることが多かったです。

舌癌は、歯科医にとっても見つけにくい病気です。

というのも舌癌は舌の淵にできることが多いのですが、舌の表面と下の奥歯はほぼ同じ高さにあるといわれており、舌の淵は普段、下の奥歯に接しており、見ようとしないと見えない部位なんです。

「舌 イラスト フリー」の画像検索結果

あえて舌を出した頂いたり、こちらが舌を引っ張ると見えます。

よって舌癌は歯医者さんでも自然と見つかるものでもありませんので、気になる方は歯科医院で

「舌癌になっていないか、診てください」とお願いするのがいいと思います。

また2週間以上口内炎が治らない方は、念のため歯科医院で本当に口内炎かどうか診てもらうことをおススメします。

ノンクラスプデンチャーのデメリットについてお答えします

 

ノンクラスプデンチャーとは

金属のバネを使わない入れ歯です。

ノンクラスプデンチャーを検討されている方は、ネットなどでデメリットについて検索されていると思います。

今回はネットなどに書かれているデメリットについてお答えします。

といってもこのブログもネットなんですが(^^)

当院では10年以上ノンクラスプデンチャー治療をおこなっていますので、ネットの書かれているデメリットについて、「実際どうなんですか?」という視点でお答えさせていただきますね。

① 従来の義歯に比べて、壊れやすい

従来の金属のバネに比べると、ノンクラスプといわれる樹脂のバネは折れやすいです。

樹脂で出来ているので、経年的に劣化していき、いつかは折れます。

金属のバネの場合は太く作っておけば、簡単に折れることはありません。

ただし樹脂のバネでも、修理は可能ですし、最初の製作段階で工夫をしておくと、かなり長期間持ちます。

② 壊れた場合、修理できない。

これは誤りです。従来の義歯(金属のバネの入れ歯)と同様に修理可能です。

ただし、壊れ方によっては入れ歯をお預かりして、修理が必要な場合があります。

前歯など見た目に関わる場所にノンクラスプデンチャーをご使用されている場合は、お預かりすると歯がなくなってしまうので、スペアで従来の義歯(金属のバネの入れ歯)を作っておくと良いでしょう。

1週間程度で修理は済みます。

③ 材質が弱いので、何年かおきに新しく作り返しなければならない。

一部のタイプの義歯については作り直しが必要となります。

ただし多くのケースで適切にメンテナンスし、部分的に補修すれば、長く使えます。

ただし、その補修技術が高いことが大事です。

④ 合わなくなった時に裏打ちできない。

義歯を長年使っていると、歯のない土手に部分が痩せて、入れ歯と土手に隙間が出来て、合わなくなる場合があります。

この合わなくなった隙間を埋める処置を「裏打ちする」といいます。専門的にはリベースといいます。

これはノンクラスプデンチャーも可能です。

最初から可能なタイプもありますし、そうではないタイプでも特殊な加工をすれば、従来の入れ歯と同等の裏打ちが可能です。

当院の見解

ノンクラスプデンチャーを取り入れ、多くの患者さんに満足していただき、ノンクラスプデンチャーの良さを実感し、更に積極的に取り組み、この10年で多くの経験を有してきました。

導入当初から、ノンクラスプデンチャーに造詣の深い歯科技工所さんと連携させていただけたので、精度の高いノンクラスプデンチャーを供給することが出来たことも、満足いただけた大きな要因だと考えています。

今回デメリットについてあえて書いたのは、もっとノンクラスプデンチャーの良さを知っていただき、使っていただきたいと思ったからです。

上記のようなデメリットはありますが、実際に治療した患者さんからの感想から、それを上回るメリットがあると感じています。

金属のバネが表から見えないことで「人の目を気にしない」だけでなく、普段ご自身で鏡を見た時に「金属のバネがない」という心理的な解放はとても大きいものです。

従来の義歯

ノンクラスプデンチャーセット後

 

ノンクラスプデンチャー バネのない入れ歯

 

ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネを使わない入れ歯です。

20年以上の歴史がある治療方法で、お口の外から見える部分に金属のバネを使わないので、入れ歯を使っていると周りに気づかることはほとんどありません。

また、入れ歯を使っているご本人も鏡を見るたびに金属のバネが見えるのが嫌だという心理負担からも解放されます。

従来の入れ歯だとこんな感じが・・・・

こんな感じになります↓

分かりにくいですが、ノンクラスプデンチャーを装着されています。

 

もう1ケース。

従来の義歯。両端に金属のバネ。こんなに小さくても、下の歯にかかっているバネは結構目立ちます。

ノンクラスプデンチャーに変えると・・・

分かりづらいですが、ノンクラスプデンチャーを装着しています。

 

ノンクラスプデンチャーは入れ歯のバネに、心理負担を感じられる方に有効な治療方法です。

当院はノンクラスプデンチャーを診療に取り入れて10年以上経ちますが、多くの方に喜んでいただいています。

 

 

 

 

歯科医院外装工事×歯のメンテナンス

お口のメンテナンスは健康維持のために大切であるように、歯科医院自体もメンテナンスが大事です。

1月半ばから当院の正面以外の外壁や屋根の補修と塗装をおこないました。

外壁を長年メンテナンスしないと建物は劣化し、雨漏りなどの原因になります。

医院の正面は5年くらい前に改装しましたが、それ以外の部分はかなり久しぶりでした。

案の定、施工業者さんから補修が必要な箇所がたくさんあると報告を受けました。

屋根は見えないところですので、悪くなっていても気づかないですね。

歯科も似ています。

自分では見えない奥歯や歯と歯の間、被せ物や詰め物の下・・・。

気づかないうちに穴が開いて、そこから雨漏り・・ではなく虫歯になってしまうことは、

”歯のトラブルあるある”です。

歯も定期的な検診とメンテナンスがとても大事です。

検診では悪い所はないかをチェックし、メンテナンスは歯のクリーニングで歯垢や歯石を落として虫歯や歯周病を予防します。

歯のメンテナンス受けていますか?

歯ぐきが下がった、痩せてしまった

 

「歯ぐきが下がってしまった、痩せてしまったのが気になります。」

というご相談をお受けすることがあります。

歯周炎 *日本臨床歯周病学会HPより引用

歯ぐきが下がる・痩せる原因はいくつかありますが、

一番多いのが歯周病です。

他には・・

・咬みあわせが悪い

・歯ブラシで強く磨きすぎている

・歯ぎしりや食いしばりのクセがある

・過去に歯並び矯正をした

・元々歯ぐきが薄い、弱い

などがあります。

そして、この状態を放置してしまうと

・知覚過敏

・歯周病の悪化

・歯の根元の虫歯

などになる可能性があります。

何が原因かによって対策や治療方法が異なりますので、歯ぐきが下がった、痩せてしまった方は早めに歯科医院を受診されることをオススメします。