宝塚市で歯周病の予防と治療に力を入れている歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。
先日放送された朝のワイドショーで「急増コロナ虫歯」という特集がありました。
コロナウイルスで虫歯になるわけではなく、コロナによる食生活の変化や歯医者への受診控えで虫歯が急増しているというのです。
当院も以前からこのような事を危惧していたのですが、実際に久しぶりに来院された方の中には歯周病や虫歯が悪化している方が結構いらっしゃいました。
当院は通常3~4か月ごとの定期健診と歯のクリーニングをおこなっていますが、去年の年末にリコールになった方で3~4月のコロナ全盛期に検診予定だった方の中には、コロナを心配して検診を延期された方が多くいらっしゃます。
その方々が最近になって、久々にお越しになることが増えています。
3~4月のクリーニングを受けていらっしゃらないので、去年以来の来院ということになるのですが、久々に拝見させていただくと、やはりいつもとはお口の状態が異なります。
歯石が多く付いていたり、検査で歯肉から出血が多く見られたり、虫歯が出来ていたりといった状態です。
心配なのは今年になって一度もお越しになっていない患者さんです。
コロナの余波もありますので、積極的にはお声をかけづらいのですが、どうしてもメンテナンスが欠かせない方には、こちらからハガキや電話でご連絡するようにしています。