白い歯は好印象?アンチエイジング効果は?

宝塚市の歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。

 

先日、洗剤や歯磨き粉のメーカーでお馴染みのLIONさんからこんな資料が届きました。

歯の色が他人に与える印象についての実験結果です。

女性の歯の色を黄色く加工した画像Aと、白く加工した画像Bを見てもらう実験です。 *画像を見る人には、歯の色を加工している事は伝えていません。

 

以下は結果です。〇枠のグレー部分が黄色い歯のA、水色部分が白い歯のBです。

どの質問結果についても、〇枠の水色の占める割合が多いのは白い歯の方が好印象を相手に与えるという事ですね。

お顔の中で歯が占める面積は意外に広いです。

見た目の印象の占める割合の大きな歯を白くする事で、ご自身でも相手から見ても好印象でアンチエイジング効果を実感しやすいと思います。

歯科医院で歯を白くする方法は

①歯のクリーニング

②歯のホワイトニング

③セラミックなどの審美歯科治療

などが考えられますが、①のクリーニングを受けるだけでも、歯みがきでは歯垢や落ちにくいステインが落ち、歯が白くなりアンチエイジングが可能です。

当院では

②のホワイトニングは、ホームホワイトニング法をおすすめしています。

ホームホワイトニングケース↓

before

after

③のセラミック治療は、経験が豊富な歯科医師が担当しますので、白いだけでなく、機能的で美しい歯に仕上げることが可能です。

古いセラミック歯のやり直しケース(上の真ん中の歯2本)

before

after

クリーニングもホワイトニングも審美歯科治療も年齢を問わず行える治療です。

歯の色でお悩みの方、アンチエイジングをお考えの方、お気軽にご相談下さい。

2018年の当院の治療傾向まとめ

今年最後の診療日は雪でした

2018年の当院における患者さんの治療傾向についてです。

新患の方は、歯周病や入れ歯でお悩みの方が多く来院されました。


まずは当院の診療の柱でもある歯周病についてです。

新規で歯周病でお困りで来院された方では「ずっと通っているがなかなか良くならない」という方が多かったです。

これは例年同じ傾向が続いていまして「歯医者に定期的に歯石取りで通っているんだけど、だんだん悪くなってしまって、今後が不安・・」という方々が多いです。

この場合、しっかりと検査とカウンセリングをおこない、時間をかけて少しずつ改善させていきますと、ご本人のセルフケア改善等の協力も必要ですが、ちゃんと治っていきます


次に入れ歯です。

インプラント全盛の時代でも、現在入れ歯をお使いの方はまだまだたくさんいらっしゃいます。

まずは入れ歯にならないように、歯周病をちゃんと治すのが大事ですが、それでも入れ歯になった場合は、出来る限り使いやすく違和感の少ない入れ歯を作ります。

他院に通院中だったけれど、入れ歯の不具合がなかなか改善されなくて、新たに当院で入れ歯を作り直した方が多くいらっしゃいました。


最後はメタルフリーです。

既に当院に通院中の患者さんが、メタルフリー治療を選ぶ割合がかなり増えました。

メタルフリー治療とは金属を使わず、セラミックやジルコニアを使って、詰め物やかぶせ物を作ることです。

最近はこちらから説明しなくても、メディアやネット等の媒体から、金属の弊害を認識される方が増えていますので、患者さん側からメタルフリー治療を要望されることが多いんです。

私自身の歯にも治療跡は何箇所かありますが、すべてメタルフリーです。

金属は1箇所もありませんし、今後も入れません。

仮にインプラントになったとしてもチタンではなく、ジルコニアインプラントを選ぶでしょう。

なぜかといいますと、歯科医になって20年、相当な数のメタルフリー治療をおこなってきましたが、金属と比べて、明らかに良いと実感があるからです。

具体的に何が良いかといいますと・・

磨き残しや歯垢がつきにくい

虫歯になりにくい

歯周病になりにくい

金属と比べて外れにくい

歯肉が綺麗になる

日本は銀歯治療が普通におこなわれてきたので、「歯形を採ったら銀歯が入る」が当たり前になっていますが、金属は色んな副作用があります。

先進国で銀歯治療がこんなに普通におこなわれているのは日本だけです。

でも、あまりにその事が皆さんに知られていないので、こちらから言うと「歯医者で高い歯を薦められた」「銀歯でいいのに・・」となってしまうのが、5年くらい前までの傾向でした。

でも今は違います。

前述のように金属の副作用をご存知の患者さんが多くなったのです。

現に保険診療でも、銀歯の廃止はどんどん進んでいます。

来年もこれらの傾向は続くと思います。

削らないことが一番、これは誰も異論がないと思います。

つまり予防が一番大事です。

当院では通院患者さんの半分以上が、虫歯や歯周病予防のためにメンテナンスで通院されています。

それでも治療せざる得なくなる場合があります。

その時は最良の技術と材料を使い、出来る限り、長期間持つ治療をする。

これにつきます。

来年も自分の歯を大切にしたい方のお手伝いを一生懸命させていただきます。

今年1年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

神経を抜いた前歯は被せないといけないのか?

 

神経を抜いた前歯は被せないといけないのか?

20年歯科医をやってきての経験で言わせていただくと

神経を抜いた時期が20代までは、被せなくて済むならそのままでもいいかもしれないが、

いずれ歯は割れてしまう可能性がかなり高い。

割れ方によっては抜歯に至ることもある。

割れ方によっては、歯を補強して被せることも可能だが、最初から被せておいた方が自分の歯が多く残って長持ちしたかもしれない。

なぜ過去においては、神経を抜いた歯を被せないことがあったのか?

ひとつの理由としては、昔は神経を抜いた歯はメタルコアという金属製の土台を埋めてから被せることが多かった。

ところがメタルコアは数年、もしくは数十年後に歯そのものを割って抜歯になってしまう可能性がある。

そのリスクを考えると、被せない方が抜歯に至るリスクは少ないとみたのかもしれない。

今はメタルコアではなく、ファイバーポストという歯の根を割りにくい素材があります。

↓折れてしまった歯にファイバーポストが入ったところ↓

最終的にセラミックの歯を装着したところ↓

 

ですので今の自分の臨床判断では、神経を抜いた時期が20代までは被せなくて済むなら被せない。

30代以降はファイバーポストで補強して、被せておいた方がいいのではないかと考えています。

あとは患者さんとよく話し合ってから、決めるようにしています。

今日そんなケースがあって患者さんとお話ししたので、ブログに書いてみました。

 

フルジルコニアとセラミックのハイブリッドでメタルフリー

長いタイトルになってしまいましたが、

まずはこちらをご覧ください↓

DSC_4872

DSC_4876これはブリッジですが、右側3本はフルジルコニア、左2本はセラミックを築盛したジルコニアセラミックスです。

全部繋がっていて、ベースはフルジルコニアですが、部分的にセラミックも混在しています。

奥歯で割れたり、欠けやすい部分は強度のあるフルジルコニアで、審美性もある程度要求される小臼歯はセラミックです。

最近のジルコニアは、単独でもかなり審美性が向上していますので、全部フルジルコニアでもOkくらいですが・・(画像でも、見た目の違いが然程ないのがお分かりになると思います。)

従来ですと咬み合わせによっては、奥歯はメタルになるようなケースでもジルコニアによってメタルフリーが可能です。

こんなハイブリッド的な使い方もあるんです。

 

 

精密な型採り セラミックの前歯

本日も良いお天気ですね。

今日はセラミックの前歯を作るための精密な型採りをおこないました。

DSC_4626被せ物をピッタリと合わせることは、歯を長持ちさせるための必須条件です。

見た目だけキレイな被せ物を入れても、長くは持ちません。

この型を採る治療は、1時間のアポイントです。

実際は1時間ずっと型を採っているわけではなく、歯の写真を撮影したり、歯の色を決めたり、仮歯をつけたりと色々としなければいけません。

次回は”仮の合わせ”です。仕上がりの一歩前でチェックをいれます。

そして次々回に問題なければ、セラミック歯が完成します。

ですが、その日には最終セットしません。

前歯の場合は必ず、一度仮付けして使用して頂きます。

そうして見た目や機能に問題がないか一定期間使用して頂き、問題がなければその時初めて最終装着します。

前歯のセラミックの治療はこんな具合でおこなっています。

手間と時間と少々の費用はかかりますが、精密な歯は長持ちします。長期的にみてコストパフォーマンスが高く、見た目が自然で機能的なセラミック歯を装着することを大切にしています。