好きな治療

院長です。

春ももうすぐですね。

少し風邪を引いてしまいましたが、ほぼ治りました。あとは花粉対策ですね。もう飛んでいるようで、すでに辛そうな患者さんもいらっしゃいます。

さて、入れ歯の話です。そう、また入れ歯の話です。入れ歯治療が好きなんです(^_^;)

最近は年始から作り始めた精密入れ歯製作ケースのいくつかが、ようやく仕上げ段階に入ってまいりました。

精密入れ歯を作る場合は完成まで1回1時間ぐらいかかる治療が平均7~8回あります。

完成後も数回の調整は必要です。

患者さんは時間と費用の負担がありますが、こちら側は材料の質や材料代を気にせず、時間をあまり気にせず、じっくりと治療に取り組めます。

入れ歯治療は単に数をこなしても上手くなりません。1つ1つのケースを学びながらしっかり着実に行うことでスキルアップします。学べば学ぶほどスキルアップを感じられる治療ですので、昔から入れ歯治療が好きです。ですので製作中のケースが段々完成に近づくのはうれしいのですが、ちょっと寂しい気もします。

若い世代には無縁になりつつある入れ歯ですが、まだまだ入れ歯でお困りの方はいらっしゃると思います。

その方々に喜んでいただける治療を提供できるよう引き続き学んでいきます。

*入れ歯治療だけでなく、セラミックやジルコニアを用いた審美歯科治療も日常的に行っております。入れ歯に限らず、歯が美しくなって喜んでいただくことが大好きなので、そちらもこだわりながら治療しています(^O^)

 

 

 

 

総入れ歯

院長です。

日々知識と技術の習得に努め、目の前の患者さんに満足して頂ける治療結果を出せるように励んでいます。

今回は総入れ歯について書きます。

総入れ歯とは歯が一本もない人が装着する入れ歯です。

歯が一本もないので部分入れ歯のように残っている歯にバネをかけたりすることはできません。

部分入れ歯

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では上あごの総入れ歯はバネをかける歯がなく支えられないのに、どうして外れないのか。

下の図のように上あごの歯茎も覆って、吸盤のように吸い付かせて落ちないようにしています。

総入れ歯

 

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お風呂の壁や台所のシンクに吸盤を付けるようなイメージです。

ただし、入れ歯は入れるだけでなく、食事をするために咬まなければなりませんので、咬む力が加わります。

この時にしっかりと作られていない義歯はその力に負けて吸着がなくなり外れる、もしくは外れそうになります。

吸盤に隙間から空気を入れるとすぐ落下してしまうのと同じです。

会話の時も、上下の歯は当たりますので、その力で会話している時に外れそうになることもあります。

それを防ぐにはどうすればいいか。入れ歯安定剤を塗りつけて使うという方法もありますが、常用すると、かみ合わせが狂ったり、入れ歯が不潔になったりと問題が出てきます。安定剤は一時的なものをお考えいただくのが良いです。

歯のない部分の骨や歯ぐきの状態にもよりますが、入れ歯の型採りやかみ合わせの調整をきちんとおこなえば、安定剤を使わなくても、外れない、外れそうにならない義歯を作ることは可能です。

総入れ歯を安定して咬めるようにするには、知識や技術が大切で、術者によって結果に差がかなり出ます。

毎回の治療ごとに、たくさんのチェックポイントがあり、ひとつづつステップを踏むことが重要で診療時間外の技工作業やシミュレーションが欠かせませんので結構な労力のかかる仕事です。

最近ではめずらしく立て続けに総入れ歯を作ることになり、同時進行で何ケースが治療を始めたのでちょっと大変ですが、

年末のブログに入れ歯の治療を更に充実させると書いたところだったので、良いタイミングでした。

入れ歯作りは歯医者の職人的な部分が発揮される治療ですので、やりがいを感じながら進めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

温故知新

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院長です。

仕事の中に見つける楽しみは,人それぞれだと思います。

私の場合は歯科の新たな知識や技術を学ぶのが好きです。色々な知識や技術を取り入れる事は仕事をするうえで当たり前の事なのですが、それを楽しめる方だと思います。

休みの朝に早く目が覚めたので読書します。

この本は部分入れ歯について書かれた1987年に発刊された本で、入れ歯を作った100人の患者さんのその後の経過を追った記録集です。著者の先生は歯科界では知らない人はいないぐらいの大家の先生です。

差し歯や入れ歯は消耗品ですので、ある程度の年数がくれば修理や作り直しが必要です。

製作前に、この後どういう変化がお口に起こるのかを予測しながら診断し治療計画を立てることがまず大切で、

長く患者さんとお付き合いさせていただくためには、その後どういうアフターケアやメンテナンスをするのかも大切です。

かみ合わせや歯の本数、食生活、生活習慣は千差万別ですので、何事も型に当てはめることは出来ませんが

類似ケースというのはありますので、このように年配の先生が100人もの患者さんの臨床を記録した本は色々と参考になります。

高齢化社会になり、まだまだ入れ歯の需要はありますので、色々と知識を吸収したいと思います。

ちなみにこの本は、先代院長である父の本棚から拝借したものです。ところどころにペンで線引きがしてあるのですが、そのペン引きの箇所は私も気になる所だったので、ちょっと面白かったです。

やはり似てしまうのでしょうか・・(^_^;)

 

 

 

入れ歯の壁

院長です。

2日前から診療室と待合室のエアコンを稼働させました。急に暑くなったので、体がついてきません。夏前に夏バテしないよう気を付けたいと思います。

 

入れ歯についてです。お悩みを抱えている方が多いと感じます。

噛めない・外れる・痛い・上手く話せない・違和感が大きいなど色んなお悩みがあると思うのですが、毎日使うものがこのような状態では辛いですし、食事も楽しくなくなってしまいます。

老後の楽しみは食べることだとおっしゃる患者様が多いのに・・です。

難しいケースに対応するには、入れ歯治療のスキルアップが欠かせません。

勤務医だった頃は入れ歯の上手な院長先生から学ばせて頂きました。今は勤務医ではありませんので、参考書や技術講習会で学ぶことが主になります。

昔は取っつきにくい参考書が多かったのですが、最近は分かりやすい物が多くて助かります。

先日、越えられないと思っていた難しいケースの壁を乗り越えられました。患者様には何度も通院頂き、大変だったと思います。お疲れ様でした。

良い入れ歯が出来た時は本当に喜んでいただけるので、とてもやりがいを感じます。

 

 

最近購入した本です。私も覚えている懐かしい宝塚・遠い昔の知らない宝塚・色んな宝塚を見ることができました。

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