最薄部厚さ0.3ミリ 違和感の少ない精密入れ歯


院長の笹山です。

当院には入れ歯でお悩みの方も相談でいらっしゃいます。

今回はこんなケースです。

「入れ歯の違和感が強くて1日中入れていられない。」

「外出中は我慢できるが、家に帰ったらすぐ外す。」

「食事の時に入れ歯が動いて咬みにくい。特に右側が噛みづらい。」

その方のお困りの入れ歯がこちら↓

すでに若干の修正は加えてありますが、問題点はたくさんあります。

①まず金属のバーが分厚く、走行位置が悪い。

②噛みあう相手側の歯に問題があり、この義歯だけ治しても、噛めるようにはならない。

③上あごに近い部分のピンクのプラステッィクの部分が分厚い。ここが厚いと違和感が大きく、会話にも支障が出ます。

④義歯の動きに対する防止策が取られていない。

それらをすべて解決した入れ歯がこちら↓

金属の部分の薄さは最薄部で0.3mm

元の入れ歯の4分の1です。

咬み合わせも全体に修正して、入れ歯でも良く噛めるように仕上げました。

極限まで減らせるところは減らしました。これ以上薄く、または小さくすると他の問題が出てきます。

完成後の患者さんの感想は

「今までの義歯と全然違う。違和感がかなり減って、食事もしやすくなった」と言っていただけました。

インプラント全盛の時代ですが、様々な条件により、入れ歯を選択する場合もあります。

入れ歯だからとあきらめないでください。

精密入れ歯相談お受けしています。

古い詰め物や被せ物、やり直しは必要?

院長の笹山です。

先日、患者さんから頂いたご質問です。

「以前通っていた歯科医院で古い詰め物や被せ物は、全部やり直したほうがいいですよと言われたのですが、そうなんですか?」というご質問です。

古い詰め物や被せ物は全てやり直した方がいいのか?

そのままにしておくと、詰め物の中が知らない間に虫歯になったりしないだろうか?

気になると事だと思います。

私の答えは・・

NOです。

たしかに古い詰め物や被せ物は、中が虫歯になったりすることはあります。

しかし、そうなりやすい歯かどうかは視診やレントゲン写真である程度分かります。

古いからといって全てにそのような問題が起こるとは言えませんし、全てを短期間でやり直すと全体の咬み合わせのバランスが狂う場合もあり、おススメしません。

やり直した方がいい歯は、その兆候がみられます。

金属と歯の境目に段差や隙間がある場合などです。

以下の2枚の画像が段差や隙間があり、やり直すべき古い詰め物です。

当院はなるべく削らない治療を心がけていますので、古いというだけで治療することはありません。

 

急に虫歯がたくさん その理由は? 歯医者を変えたら虫歯が10個も?

 歯医者さんで急に虫歯がたくさん見つかる理由

① しばらく歯医者さんの定期検診に行っていなかった。

虫歯は進行しないと自覚症状が少ないので、気づかないうちにあちこちに出来ていることがあります。

② 歯ぎしりや食いしばりのクセがある、人から言われたことがある。

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、歯の最表層のエナメル質が剥がれたり、ヒビが入ってしまい、そこから虫歯菌が侵入してしまいます。

③ 歯石取りなど歯医者で歯周病のケアを受けていなかった。

歯周病で歯ぐきが痩せると、歯の根が露出します。

歯の根はセメント質と象牙質で出来ており、セメント質が剥がれてしまうと象牙質が露出します。

象牙質はエナメル質の4分の1程度しか硬さがないので、虫歯になるとあっという間に進行してしまいます。

④ 甘いドリンクをだらだらと飲んでいた。

炭酸飲料やスポーツドリンク、乳酸飲料を飲む回数が1日に何度もあると歯は溶けやすくなり、虫歯が出来やすくなります。

夏になると、つい炭酸飲料やスポーツドリンクで水分を補給しがちですが、飲む回数を減らさないとリスクは高まります。

⑤ シュガーレスでない、のど飴やガムを常用している。

喉の痛みなどで、のど飴を頻繁に舐めていると、糖分を歯に供給し続けていることになります。

数日なら問題ありませんが、数週間続くと虫歯リスクが高まります。

⑥ 最近、歯磨きをサボっていた、手抜きしていた・・。

まずはサボらないようにしましょう^^

疲れや忙しさで磨けない時は、食後すぐにお茶等でゆすぐだけでも歯垢が残りにくくなります。

⑦ 歯医者さんの虫歯チェックが厳しい?甘い?

「歯医者を変えたら虫歯がたくさん見つかった・・。」

時々お聞きする声です。

前の歯医者さんがちゃんと見ていなかったのか、それとも経過観察でいいと判断したのか?

新たな歯医者さんが、削らなくていい虫歯まで治療が必要だと言ったのか?

確かに削らなくていい虫歯もあります。

この場合、どっちの先生が正解かは患者さんには分かりません。

ただ 「今までの歯医者さんで虫歯はないと言われたのに、新しい歯医者では10個もあると言われた。」

これほど差がある場合は、もう1軒歯医者さんに行って見て、事情を説明して診てもらう(セカンドオピニオン)を受けてみるのもいいと思います。

たとえ10個虫歯が見つかっても、先生から治療に納得できる説明があれば問題ありませんが、「おかしいな」と感じたのなら、そのまま治療を受けるのはあまりおススメしません。

ちなみに当院では経過観察できる虫歯はなるべく削りません。定期的に管理していけば進まない虫歯たくさんあります。

上記のように歯医者を変えたら虫歯をたくさん指摘されてお困りの場合も、お気軽にセカンドオピニオンのご相談していただければと思います。

以上、急に虫歯がたくさん見つかる理由でした。

 

外れる、落ちる入れ歯

 

当院に新規でお越しになる患者さんで良くあるのが、総入れ歯の問題です。

「会話していると、段々緩くなって外れる・・」

「食事すると、外れそうになる・・」

「何もしていなくても、入れ歯が落ちそうになる・・」

「毎日入れ歯安定剤と使わないと安定しない・・」

これらのほとんどは、正しく入れ歯を作ることで改善されます。

そのスタートは、入れ歯を作るための精密な型採りから始まります。

 

① まずは、その患者さん専用に作った歯型採りのトレー。歯科用語で個人トレーといいます↓

 

下の画像が既製サイズのトレーです (顎の大きさに合わせてS.M.Lのように各サイズがあります)

大体合っているトレーでは、精密入れ歯の歯型採りには適しません。↓

 

② 個人トレーでフィットチェッカーによる試し採りをおこない、更にトレーの適合を高めます。

③ 最終の型採りが終わった状態

総入れ歯の型取り方法は、これに限らず色々とありますが、とにかく精密に型を採ることが大事です。

当院は精密入れ歯治療に取り組んで40年経ちます。

「外れる」、「落ちる」、「入れ歯安定剤が欠かせない」などでお困りの方は、ご相談頂ければと思います。

歯磨き後、何回ゆすぐ?

 

日本人の虫歯は年々減っていますが、

先進国の中ではまだまだ多いほうです。

そこで虫歯をもっと予防するにはどうしたらいいか?

虫歯が減ってきた大きな要因は、歯磨き粉に含まれるフッ素です。

そして、フッ素入りの虫歯歯磨きをした後に、お口をゆすぐ回数がその予防効果を左右します。

こちらをご覧ください↓

                                            NHKためしてガッテンより引用

たった1回ゆすいだだけで、お口に残るフッ素濃度が、3分の1にまで減っているのがお分かりでしょうか?

究極の虫歯予防方法は

「フッ素入りの歯磨き粉で磨いたら1回もゆすがない!」

です。

口に溜まった歯磨き粉は、洗面所で吐き捨てるだけにして、水でゆすぎません。

すると、こんな疑問が湧くかもしれません。

① 「磨いて取れた菌が、口に残っていても大丈夫なの?」

② 「残ったフッ素を飲み込んでも中毒にならない?」

 

①については、既に歯から菌は剥がれていますので、唾液で洗い流されますし、飲み込んでも胃酸で死にます。」

②については、フッ素が残っていても、すぐに唾液で薄まりますので、吐き捨てた後に残った程度の量では中毒になりません。

以前、このブログでゆすぐのは2回までと書いたのですが、予防歯科の先進国スウェーデンでは、「ゆすがない」が提唱されており、子供から大人まで虫歯ある人はほとんどいません。

私も「ゆすがない」を実践していますが、低研磨剤・低発泡剤・低香味の歯磨き粉なら

泡立ちも少なく、味もヒリヒリしないので、ゆすがなくても然程違和感はありませんでしたので

すぐ慣れると思います^^

以上 歯磨き後、何回ゆすぐ?でした。

皆様の歯の健康に少しでも役立てばと思います。