ちょっと大きくなりました。

今日は寒いですね。

今月は初めて来院の方が多いです。

「詰め物が取れた」「歯が割れた」「歯ぎしりが気になる」「歯周病を治したい」などです。

お一人お一人にしっかりカウンセリングさせていただきました。

初回は痛みなどに対する応急処置を行い、治療の説明に時間を割く場合が多いです。

治療や予防について、きちんと分かっていただいてから診療をおこなうのが基本です。

 

さて、冬になってコートなど荷物が多くなるので 診療室の荷物かごを大きい物に変えました。

今回もニトリさんの収納ボックスで前より横幅が10㎝増えました。これで1,000円アンダーです。コスパ抜群です!

before↓

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after↓

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今回はミドルモカという色にしたのですが、こっちの方が明るくていい感じです。

マウスピース

最近、マウスピース製作希望の方が続いています。

「歯ぎしりを指摘された」「朝起きると顎がだるい」「虫歯じゃないのに歯が凍みる」「硬い物を咬むと顎が痛い」

歯ぎしりや噛みしめ癖は、歯や歯ぐき、顎の関節まで悪影響を及ぼします。

マウスピースは今ある症状に対しては有効ですが、あくまで対症療法です。

一番大切なのは日中に歯ぎしりや噛みしめ癖を自覚すること。

日中に歯ぎしりすることはほとんどありませんが、噛みしめ癖はかなりの割合で行われています。

単にマウスピースを作るだけでなく、自己暗示療法についても知っておく必要がありますね。

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エピペン

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アポーペン♪

ではなくエピペンです。

エピペンはアナフィラキシーショック状態に陥った場合の緊急薬です。

http://www.epipen.jp/top.html エピペンの専門サイト

アナフィラキシーショックとは重度のアレルギー反応のことです。

アナフィラキシーは、アナフィラキシー・ショックに至り、生命を脅かす危険な状態になることがあります

アナフィラキシーにはさまざまな症状がみられます。 さらに、症状が急激に変化し、場合によっては、初めの症状があらわれてから数分後に、「アナフィラキシー・ショック」とよばれる、血圧が低下し意識障害などのショック症状を引き起こし、生命を脅かす危険な状態になってしまうこともあるため十分な注意が必要です。

アナフィラキシーの主な症状

自覚症状 他覚症状
全身症状 不安感、無力感 冷汗
循環器症状 動悸、胸が苦しくなる 血圧低下、脈拍が弱くなる、チアノーゼ
呼吸器症状 鼻がつまる、 喉や胸がしめつけられる くしゃみ、咳発作、呼吸困難、 呼吸音がゼーゼー、ヒューヒューとなる
消化器症状 吐き気、腹痛、口の中に異和感を感じる、 便意や尿意をもよおす、お腹がゴロゴロする 嘔吐、下痢、糞便・尿失禁
粘膜・皮ふ症状 皮ふのかゆみ 皮ふが白あるいは赤くなる、じん麻疹、 まぶたの腫れ、口の中の腫れ
神経症状 くちびるのしびれ感、手足のしびれ感、 耳鳴り、めまい、目の前が暗くなる

 

歯科でアナフィラキシーショックを起こすことはほぼありませんが、ほぼないだけで「ない」とは言い切れません。

米国心臓協会認定BLSヘルスケアプロバイダーの認定講習を受けた時の講師の先生に「歯科でもあったほうがいいと思います。」と言われたので今回導入しました。

取引のある歯科のディーラーでは扱っていなかったので、医科のディーラーさんで手続きをして購入しました。

エピペンなど緊急時に使用する物は、歯科医院においては滅多にもしくは一度も使う機会がないかも知れないものです。

それでも患者さんの安全のために出来ることは備えるという考えの元、AEDや自動酸素吸入器等も常備しています。

そして何よりも大切なことは緊急事態を可能な限り未然に防ぐよう、普段から患者さんの体調に配慮した安全な治療を行うことですね。

1位は?

先日の歯科医師会の勉強会で頂いた資料の一部です。

要介護高齢者の日常における関心事(施設で楽しいこと)について4つの施設でとったアンケート結果です。

黒で塗りつぶした部分の1位はなんでしょう?

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答えは?

食事です。

4つの施設からとったアンケートですが、4施設とも楽しみの1位は食事でした。

当院に通われている年配の方も「年を取ってからの楽しみは食事です」とおっしゃられる方が多いです。

歯は失ってしまうと二度と生えて来ません。歯がしっかりしていないと食べたいものも食べられません。

食事の楽しみも半減してしまいます。

歯の大切さをあらためて感じた結果でした。

 

帰ってきた猫

患者さん「猫ちゃんいませんでした?」

私「?????」

こんな会話から始まった先日の診察。

実は診療室の窓際に飾っている猫のおもちゃの事なんです。

普段はこんな感じに置いていました。左の茶色が猫です。右はウサギです。

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先日から猫が居なくなったことに気づいてはいましたが、あまり気に留めていませんでした。

この日、患者さんの話を聞いて理解できました。

どうやら猫が荷物入れに置いていた患者さんのバッグ落ちて入ってしまったようなんです。

猫と荷物入れの位置関係がコチラ↓

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それで患者さんが「もしかして?」猫を持ってきてくださったのです。

「ずーっと気になってたからスッキリした~」と患者さん。

なんで猫のおもちゃがバッグに入っているのか、真剣に悩んでらっしゃったらしいんです(笑)

スタッフも私も笑ってしまいました。

めでたく猫とウサギが元に戻りました!

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