プレオルソの効果 出っ歯

プレオルソはマウスピースタイプの矯正装置です。

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ムーシールドよりも効果が高く、特に反対咬合といわれる受け口には抜群の治療効果を発揮します。

反対咬合のケースはこちら https://www.sasayama-dc.com/blog/3896/

今回は受け口ではなく、出っ歯気味の咬みあわせもプレオルソで改善されることをご紹介します。

9歳の男の子。

咬み合わせが深く、やや出っ歯気味です。

「咬み合わせが深い」というのは、しっかり咬んだ時に下の前歯が上の前歯に隠れてあまり見えない状態をいいます↓ 下の前歯がほとんど見えません・・

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プレオルソを装着しておよそ4ヶ月。隠れていた下の前歯が見えてきました↓

*左上の捻じれた前歯は別の治療方法で治します

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横からも見てみましょう。治療前↓

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現在です↓ 下の前歯が見えてきてますね  DSC_4536

咬みあわせが深いとどんな問題が起こる可能性があるのでしょう?

① 顎関節症になりやすい

② 虫歯や歯周病が悪化しやすい

③ 口の中に傷が出来やすい

④ 出っ歯がひどくなりやすい

以上のように歯並びが悪くなくても、咬みあわせの異常によって様々な問題が起きる可能性があります。

この男の子は、深い咬み合わせが解消されつつあるだけでなく、プレオルソにより口呼吸も改善されつつあります。

プレオルソはまだまだ色んな治療効果がありますので、またの機会にご紹介します。

 

 

プレオルソの効果 受け口 

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プレオルソというマウスピースタイプの矯正装置の効果についてです。

6歳のお子さん。

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前歯が乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで受け口になってしまったケースです。

上の大きな前歯の先端が下の前歯の内側に入ってしまっているのが分かりますでしょうか?

プレオルソを装着して1か月。

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すでに歯並びが改善しはじめています。

そして2か月後

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上の前歯の先端が下の前歯の外側に位置しているのが分かりますでしょうか?

生え変わりの時期は歯が動きやすく、顎の骨も柔軟性があるのでケースによってはこれほど早く改善されます。

上の前歯はすきっ歯になっていますが、後に自然に治ります。

逆に下の前歯の歯と歯の間の隙間が治療前と比べて無くなっているのがお分かりでしょうか?

これはとてもいいことです。

横からも見てみましょう

治療前

DSC_37012か月後

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これだけ早く効果が出たもうひとつの理由。

それは、プレオルソの装着時間や装着方法をしっかり守ってくれたことです。

いわゆるワイヤー矯正(針金を歯につける矯正)は取り外しできないので、時間さえたてば歯は動きます。

「歯 矯正 画像 フリー」の画像検索結果

このマウスピースは正しく装着しないといつまで経っても治りません。

マウスピースタイプの矯正のコツはとにかく装着時間と方法を守るということですね。

プレオルソはただ歯並びを改善するだけの装置ではありません。

歯並びが悪くなってしまった原因である舌の位置や口呼吸なども改善してくれます。

お母さんにも大変喜んでいただき何よりです。

まだ改善途中ですので引き続き装着していただきますが、経過は良好そうです。

プレオルソの紹介動画↓

https://www.youtube.com/watch?v=Pa4irnilp-I

皆様のお口の健康に参考になれば幸いです。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

 

 

プレオルソ×ムーシールド

日曜日は朝からこちらで商談

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昼からは別の場所でセミナー受講

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子どもの歯並び・咬み合わせを治すマウスピース装置の講義です。

ムーシールドというマウスピースタイプの矯正装置です。

当院ではプレオルソというマウスピースタイプの矯正装置を導入していますが↓

「プレオルソ」の画像検索結果

こちらのムーシールドは元祖マウスピースタイプの矯正装置です↓

「ムーシールド」の画像検索結果

今の所、プレオルソで十分だと考えていますが、元祖の考案者の先生の講義も聞いておくべきだと思い、受講しました。

色々と勉強になりましたが、エアコンが効きすぎて寒い・・(T_T)

受講者の方々もカーディガンなど羽織っている方も結構いましたね。

セミナー終了後は寄り道せずにまっすぐ帰宅。

 

プレオルソは「受け口」「出っ歯」などの噛み合わせ・歯並びに効果があるマウスピースです。

ムーシールドよりも治りが早いといわれています。

当院ではプレオルソについてのご相談を随時受け付けています。

プレオルソについてお知りになりたい方はこちらから→ http://こども歯ならび.com/

 

 

 

 

 

プレオルソ講習会

今日は日曜日ですが朝から歯科の講習会を受けてきました。

矯正治療の講習会です。

プレオルソというマウスピースタイプの矯正装置を使った後、歯並びを更に良くするための手技を習得するためのアドバンスコースです。

プレオルソについてはこちら↓

https://www.sasayama-dc.com/clinic/characteristics.html#point8

去年から今年にかけて歯並び・噛み合わせなどの矯正歯科治療の講習会を集中して受講しています。

そのせいか普段の診療や学校検診でお子さんを見る目が以前とは変わりました。

歯並びや噛み合わせの見方が変わったのです。

以前よりも見方が細かくなり、チェックポイントも増えました。

本格的な矯正治療が必要そうな場合の判断も早くつくようになり、早めに矯正専門医の先生に紹介できます。

今年は後半までいくつかの講習会を受講することが決まっています。秋からは単回ではなく、数か月間のコースも受講します。

ちなみに今月から当院のスタッフさん達も歯科助手や歯科衛生士の講習会に参加しています。

講習会に出ると勉強以外にも学ぶことはたくさんありますので、外の刺激に触れて医院全体が更に成長していければと思います。

これから今日の講習会のメモを成書します。これが結構しんどい(^_^.)

頑張ります!

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受け口は自然に治りますか?

毎年このシーズンは学校検診に出かけますが、気持ちのいいお天気の日が多くて嬉しいです。

先日も診療をお休みさせていただき、市内の幼稚園の歯科検診に行って来ました。

虫歯の子は少なかったのですが、ちょっと気になったのは噛み合わせや歯並びが心配な子が割といたことです。

特に気になったのは「受け口」です。

乳歯の時のごくごく軽い「受け口」は、永久歯に生え変わるときに自然に治ることもありますが

完全に反対になっている「受け口」の自然治癒はほとんど期待できません。

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「受け口」のことを歯科では反対咬合というのですが

ある研究結果によると乳歯列期の反対咬合が自然に治る確率は6.4%しかないというデータもあります。

歯科検診結果にかみ合わせや歯並びをチェックする項目がありますので、そういうお子さん達は歯医者さんで診てもらえるように「要受診」とさせてもらいました。

小学校低学年ぐらいまでの反対咬合はマウスピースタイプの矯正装置で治します。

当院ではプレオルソというマウスピースタイプの矯正装置を用いています。

従来からあるマウスピースタイプの物より、より効果的に治せるということで導入した治療方法です。