フルジルコニアで審美歯科治療をおこないました。

院長の笹山です。

時々、患者さんから「先生のところは審美歯科をやってますか?」と聞かれることがあります。

答えは「やっています。」なんですが、なぜそのような質問を受けるのか考えてみました。

「単に聞いてみただけ。」というのもあると思うのですが、もう一つの理由として、どうも審美歯科というとハイセンスな外装・内装の歯科医院でおこなっているというイメージがあるようです。

当院は、赤ちゃんからご年配の方まで、あらゆる世代の人に対応する歯科医院ですので、医院の内外装はカジュアルにしています。

こんな外観の医院ですが、審美歯科もインプラントも普通におこなっています。

実際に患者さんに「普通にやっていますよ。」とお答えすると、患者さんから「あ~そうなんですか。」や「神戸とか大阪の歯医者さんに行かないと出来ない治療かと思ってました。」というお答えが返ってくることがあります。

 

私がおこなった実際の審美歯科治療です。

前歯3本の見た目を綺麗にしたい患者さんです。

before

問題点

①過去に神経抜いた歯が内部から変色している。

クリーニングでは綺麗にならない変色です。

②3本のうち1本は歯並び不正もある。

嚙み合わせが逆になっています。

③歯と歯の間の歯茎が痩せて、歯茎の隙間が黒く見える。

このケースは軽度ですが、もっと隙間が大きくなると不健康なイメージを与えてしまいます。

 

after

おこなった治療。

①治療する歯以外の歯のホワイトニング。

②上の前歯3本のフルジルコニアクラウン。

このケースの場合、更に美しさを追及されるのであれば、歯ぐきの高さのラインを揃える(クラウンレングスニング)、歯茎の黒ずみを取る(ガムピーリング)などオプション治療はありますが、どこまで受けられるかは患者さんと相談して決めています。

ホワイトニングをおこなったことで、お口全体が明るく白くなり、前歯のフルジルコニアも自然の形と色合いで仕上がりました。

また歯と歯の間の歯茎に見られた隙間も無くなりました。

 

審美歯科治療は保険適応外治療です。

治療のアポイントは毎回1時間取り、丁寧な説明と治療をおこなうことを心がけています。

 

単に白い歯を入れる美容歯科ではなく「お口全体に調和し、天然の歯のような自然観があり、長持ちする」審美歯科治療をおこないます。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

 

マスクを外す前にホワイトニング。

院長の笹山です。

段階的にマスク装着が緩和され始めました。

マスク無しになるにあたって、歯医者目線で気になる点を書きます。

コロナ過でマスク生活が数年も続いていることから

「マスクを外した相手の顔をちゃんと見たことがない。」

という人がいると思います。

または、

「見たことがあるけど、もうはっきりとは覚えていない。」

というのもあるでしょう。

マスクを外す生活が始まると、視線は自然と鼻や口元にいきます。

人は顔全体をみて、顔のイメージを固定するそうで、マスクをして目元しか見えていない状態では、その人の顔のイメージが不完全な状態になります。

すると本能的に相手の顔全体のイメージを完成させたいという気持ちになるそうです。

ですので、マスクが無くなった人に会うと、マスクの内側にある鼻や口元に自然と視線がいってしまうのは可能性は大いにあります。

「あ~。この人こんな顔だったな。」とか

「え~。こんな歯並びだったんだ。」とか

見ないようにしても、結構見てしまうかもしれません。

普段より口元に視線が集中してしまうので、

「歯が茶色い。」

「銀歯が多い。」

「歯並びが悪い。」

など目につく可能性が高いです。

”歯並び”は数年かかる矯正治療が必要ですので、すぐには治せませんが、

”銀歯”や”歯が茶色い”は、そこまで期間はかかりません。

先日も当院の患者さんで

「マスクを外すことになるって聞いたので、外す前に目立つ銀歯を白くして欲しい。」

という方がいらっしゃいました。

実際、この数年のコロナ過で「マスクをしている間に歯を治しておきたい。」という方が結構いらして、銀歯から白いセラミックやジルコニアに変える審美歯科治療を数多くおこないました。

完全マスク無しの生活にすぐになるとは思えませんが、今年から来年にかけて緩やかに移行するのかなというイメージです。

その間に気になる歯の治療を済ませておくのも、一つの考え方と思います。

銀歯のやり替えだけでなく、歯石や茶渋で歯が茶色くなっている場合は、歯のクリーニングを受けるだけでも歯が白くなり、相手に与える印象が違います。更にホワイトニングでより一層白くすることも可能です。

当院でおこなっているホームホワイトニングはおよそ2~4週間程度で歯が白くなります。

当院のホワイトニングについての過去の記事はこちら↓

ホワイトニングいいね

以上「マスクを外す前にホワイトニング」でした。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

ホワイトニングのよくある質問 どれくらいで白くなる?

宝塚南口の笹山歯科医院 院長の笹山です。

今回はホワイトニングはどれくらい(何日)で白くなるかの話です。

ちなみにホームホワイトニングの話です。

*歯医者さんで直接施術するオフィスホワイトニングはその場で白くなります。

ホームホワイトニングは自宅で好きな時間に2時間ホワイトニングします。

常、効果が出るのは2~3週間後です。

初回にホワイトニングのトレーやジェルをお渡しして、2週間後にチェックするのですが、ほとんどの患者さんは「白くなったか、よく分かりません。」とおっしゃいます。

当院では術前の歯と歯の色見本を入れて写真撮影していますので、その時の色見本と比較すれば、どれくらい白くなったか分かるのですが、ほぼ全ての方が2~3週間で白くなり始めています。

ケース1

開始時

2週間後

ケース2

開始時

2週間後

ケース2は、ビフォーアフターの差があまり分からないかもしれませんね。

右上の前歯に合わせている色見本A4と比較すると2週間後の方が、色見本より白くなっているのが分かると思います。

もちろん、これで終わりではなく、更に2~3週間継続することで患者さん自身でも分かるくらい白くなってきます。

以上「ホワイトニングのよくある質問 何日くらいで白くなる?」でした。

当院ではホームホワイトニングをおこなっています。歯を白くしたい方はお気軽にお問い合わせください。

白い歯は好印象?アンチエイジング効果は?

宝塚市の歯医者、笹山歯科医院 院長の笹山です。

 

先日、洗剤や歯磨き粉のメーカーでお馴染みのLIONさんからこんな資料が届きました。

歯の色が他人に与える印象についての実験結果です。

女性の歯の色を黄色く加工した画像Aと、白く加工した画像Bを見てもらう実験です。 *画像を見る人には、歯の色を加工している事は伝えていません。

 

以下は結果です。〇枠のグレー部分が黄色い歯のA、水色部分が白い歯のBです。

どの質問結果についても、〇枠の水色の占める割合が多いのは白い歯の方が好印象を相手に与えるという事ですね。

お顔の中で歯が占める面積は意外に広いです。

見た目の印象の占める割合の大きな歯を白くする事で、ご自身でも相手から見ても好印象でアンチエイジング効果を実感しやすいと思います。

歯科医院で歯を白くする方法は

①歯のクリーニング

②歯のホワイトニング

③セラミックなどの審美歯科治療

などが考えられますが、①のクリーニングを受けるだけでも、歯みがきでは歯垢や落ちにくいステインが落ち、歯が白くなりアンチエイジングが可能です。

当院では

②のホワイトニングは、ホームホワイトニング法をおすすめしています。

ホームホワイトニングケース↓

before

after

③のセラミック治療は、経験が豊富な歯科医師が担当しますので、白いだけでなく、機能的で美しい歯に仕上げることが可能です。

古いセラミック歯のやり直しケース(上の真ん中の歯2本)

before

after

クリーニングもホワイトニングも審美歯科治療も年齢を問わず行える治療です。

歯の色でお悩みの方、アンチエイジングをお考えの方、お気軽にご相談下さい。

ホワイトニング 何歳まで可能? 痛くない? 歯は傷まない?

ホワイトニングって若い人がする治療というイメージが持っていませんか?

歯の色は年齢と共に、黄色く、濃くなります。

つまりご年配の方は、必然的に歯の色は濃く、黄色いので、ホワイトニングで白く出来る幅が大きいんです。

歯が年齢と共に黄色くなるのは、エナメル質の内側にある象牙質が黄色くなるから。

エナメル質は透明なので、内側の象牙質が黄色くなると、その色が透明なエナメル質から透けて見えてしまうんです。

ホワイトニングでは、黄色くなった象牙質を白くするのではなく、表面のエナメル質の構造の一部を変えることで、象牙質の色が透けないようにします。

透明のガラスを、すりガラスに変えるようなイメージです。

話を元に戻します。

元々の歯の色が濃い(黄色い)ほど、効果は実感できますので、当院でホームホワイトニングを始める方は、ご年配の方も多いです。

70代後半の方でも、何の問題もなく出来ます。

実際のケースを見てみましょう。70代女性の方です。

before

after

使用方法を守って、ご自宅できちんとホワイトニングされたので、3週間ほどで白くなりました。

元の歯の色が濃かったので、かなり白くなりましたね。 ご本人もとても喜んでいらっしゃいました。


この方が、ホワイトニングをされる前に気にされていたのは次の3点です。

Q1. 痛くないのか?

A1. 適切に使用すれば、痛みが出ることはほぼありません。若干歯が凍みたりする方もいらっしゃいます    が、一時中断すればすぐ治ります。凍みなくなったら再開して大丈夫です。数日中断しても効果が落ちるわけではありません

Q2. 年齢は関係ないのか?

A2. 関係ありません。永久歯であれば、何歳でもできますし、効果は同じです。

Q3. 歯が傷んだりしないのか?

A3 .適切におこなえば、傷みません。

以上ホワイトニングについてでした。

ホワイトニングについてはこちらも参考にどうぞ↓

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