子供の歯並び・かみ合わせについて学んできました。

院長の笹山です。

今年に入って休診日を利用してセミナーをいくつか受けています。

去年までコロナや色んなことがあり、ここ数年ちゃんと勉強に費やす時間と気力がありませんでした。実際、去年申し込んだセミナーも多忙でキャンセルし、今年に振り替えてもらっていました。

その振替したセミナーを4月に受講しました。正直、それほど乗り気ではなく、「お金も振り込んでしまっているし、とりあえず受けよう。」ぐらいのテンションで参加したのですが、実際にセミナーを受けると、久しぶりに勉強することの楽しさを思い出しました。

そこから火がついて、オンラインセミナーや会場参加型セミナーを調べて、今年から来年にかけて、いくつものセミナーの申し込みをしました。

参考書もたくさん購入し、休診日の朝に勉強しています。

今、主に勉強しているのは子供の矯正とインプラントについてです。

先日もコロナが拡大しているなかですが、矯正セミナーに参加してきました。

 

感染対策を徹底するためにN95というウイルス防護機能の高いマスクを装着して受講してきました。通常のマスクより少し息苦しいのと、強く密着させないと効果が落ちるため、耳の後ろが痛かったです。

この3年くらいちゃんと勉強出来ていなかったのですが、たかだか3年でも、歯科界は変わっています。

この3年でマウスピース矯正とそれに必要な口腔内スキャナーが急激に普及しました。

口腔内スキャナーについては、いずれ取り入れることになりそうですが、マウスピース矯正については、もう少し様子を見ようと思っています。

今、マウスピース矯正に飛びつく歯医者さんは多いですが、色々なトラブルも同時によく聞きます。

15年程前にインプラントが流行った時も、後からトラブルになった話をたくさん聞きました。今、インプラントはほとんどの臨床データが出そろい、ちゃんと学べば大きなミスはないところまで学問としても治療技術しても完成されています。

最新の治療が流行る時は、深く勉強せずに実践する人がいるので、どうしてもトラブルが多くなります。

最新の治療を取り入れる時は、治療結果のデータが蓄積してからと決めています。

当院はお子さんの歯並び・かみ合わせ治療に力を入れており、プレオルソと床矯正装置を使って治療をしています。

どちらの装置も正しく治療を受けるとちゃんと効果があります。

当院ではお子さんの歯並び・かみ合わせが気になる方で「様子を見ましょう」と言われて困ってセカンドオピニオンを求めて来院される方が多いです。

気になる方は気軽にご相談ください。

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

こどもの歯みがき指導

院長の笹山です。

予防の基本は歯磨きです。

「磨いている。」と「磨けている。」は違います。

ちょっとしたポイントを押さえるだけで歯磨き上手になれますので、子供のうちに正しい歯磨き方法をマスターしておきましょう。

当院は積極的にお子さんの歯磨き指導をおこなっています。

楽しく学べますよ。

もちろん赤ちゃんの仕上げ磨きから、大人の歯磨きにも対応しています。

 

宝塚市の歯医者 笹山歯科医院

お子さんが初めての歯医者さん どんな感じで診るの?

院長の笹山です。

今日の午後最後の予約は、4人家族さんの定期健診でした。

前の患者さんも帰られて、後ろに患者さんもいないので、貸し切り診療状態です。

お父さん、お母さん、娘さん2人。

下の娘さんは、3歳で歯医者さんが初めて。

待合室では元気でしたが、診療椅子に座ると案の定泣いてしまいました。

ここからが私の出番。

いつものように歯ブラシ練習からスタートして、褒める、褒める、褒める。

いつのまにか泣き止んで、大きなお口を開けています。

今日は歯医者さんが初めてなので、少しメニューをシンプルにして、歯ブラシで歯を綺麗磨いてあげて、バナナ味のフッ素ジェルを塗って、おしまいにしました。

初めての歯医者さんではハードルを下げて、小さな成功体験をしてもらうことを大切にしています。

最初に我慢させたり、怖い思いをすると、歯医者さんに行きたがらなくなってしまいますので。

フッ素もちゃんと出来たので、自分でご褒美のプレゼントを選んで、ご機嫌でお帰りになられました。

ちなみに当院はご褒美用のガチャは置いていません。

ガチャのワクワク感はいいんですが、欲しくない物が出てきた時はテンションが下がっちゃいます。

頑張ったご褒美プレゼントは自分で選びたいですよね?

また3か月後の検診で待ってます^^

床矯正(拡大床)どれくらいで良くなる?

院長の笹山です。

本日は当院でおこなっている床矯正という矯正治療です。

拡大床という取り外し式の装置を用いて、歯並びを改善します。

床矯正についてはこちらから↓

子供の歯並び矯正 床矯正・拡大床ってどんな治療?

今回はどれくらいで歯並びが改善されるのか実際のケースで見てみましょう。

小学校低学年のお子様です。

開始時↓

1年後↓

1年4か月後↓

だいぶ前歯の凸凹が改善されました。あと一歩です。

*術前の画像と比べて、前歯だけでなく、歯全体のアーチが広がっているのが分かるでしょうか?

当院ではスローペースで拡大することで、歯だけでなく、顎の骨そのものも広げるイメージでおこなってます。

また、十分に期間をかけることで、後戻りが少なく、確実に歯並びを改善することが可能です。

 

 

子供の歯型、大人の歯型

宝塚市で小児歯科、小児矯正治療をおこなっている歯医者 笹山歯科医院の笹山です

当院ではこどもの歯並び矯正に力を入れています。

こどもの歯並びで一番多いのは、凸凹歯並びです。

それを治す装置は、主に拡大床という矯正装置でおこないます。

拡大床↓

この装置を作るためには歯型を採って、歯の模型を作る必要があります。

年長さんくらいから治療を始めることが可能な治療方法ですが、

この歯型を採るというのが、ハードルの高い最初の壁となります。

小さいお子さんは歯型を採るのは当然初めてのことですし、嘔吐反射も強いので、歯型材料が固まるまで数分間がなかなか大変です。

当院ではなるべく苦しくないように歯型を採る工夫をおこなっていますので、大体OKなのですが、時には無理な時もあり、少し期間を開けて再チャレンジすることもあります。

子供の歯の模型

大人の歯の模型と比べるとこんなに大きさが違います。右の上下が大人の模型

 

 

当然歯型を採るトレーの大きさも違います。

先日は拡大床を作るためにお子さんの歯型取りがありました。

頑張ってくれたので、綺麗な歯型が採れました。これで拡大床が作れます。

今後の矯正治療も頑張れるように、しっかりサポートしていきます!