コロナワクチン接種2回目 副反応は?

笹山歯科医院の笹山です。

先週に2回目の接種を終えました。

副反応に備えて、翌日の予約は控えめにして、歯科衛生士さんに頑張ってもらいました。

翌日の体調は少しだるいくらいで、普通に診療も出来ました。

ところが…。

その翌日(接種後2日目)結構だるくなりました。

発熱はなかったのですが、割と辛い感じでした。

手持ちのカロナール錠(アセトアミノフェン)を約4時間ごとに服用しましたが、スッキリするほどは効かず、もっと強い解熱鎮痛剤を服用しようかと思いましたが、カロナールが推奨されていたので、やめておきました。

診療中は気合が入っていますので、診療に差支えはなかったのですが、

診療後は気が抜けたのかヘロヘロになってしまい、帰宅後、早めに就寝しました。

その後3日間程度で徐々に回復し、今は元通りの元気に生活を送っています。

知人の医療従事者の数人に2回目の反応がどうだったか聞いてみましたが、筋肉痛や軽度の発熱ぐらいで大したことはなかったようです。

ということで、反応はやはり人それぞれのようですが、お仕事で有給など申請出来る方は、2回目の翌日、翌々日くらいは有給を取っても良いのではないかと思いました。

 

ホワイトニングのよくある質問 どれくらいで白くなる?

宝塚南口の笹山歯科医院 院長の笹山です。

今回はホワイトニングはどれくらい(何日)で白くなるかの話です。

ちなみにホームホワイトニングの話です。

*歯医者さんで直接施術するオフィスホワイトニングはその場で白くなります。

ホームホワイトニングは自宅で好きな時間に2時間ホワイトニングします。

常、効果が出るのは2~3週間後です。

初回にホワイトニングのトレーやジェルをお渡しして、2週間後にチェックするのですが、ほとんどの患者さんは「白くなったか、よく分かりません。」とおっしゃいます。

当院では術前の歯と歯の色見本を入れて写真撮影していますので、その時の色見本と比較すれば、どれくらい白くなったか分かるのですが、ほぼ全ての方が2~3週間で白くなり始めています。

ケース1

開始時

2週間後

ケース2

開始時

2週間後

ケース2は、ビフォーアフターの差があまり分からないかもしれませんね。

右上の前歯に合わせている色見本A4と比較すると2週間後の方が、色見本より白くなっているのが分かると思います。

もちろん、これで終わりではなく、更に2~3週間継続することで患者さん自身でも分かるくらい白くなってきます。

以上「ホワイトニングのよくある質問 何日くらいで白くなる?」でした。

当院ではホームホワイトニングをおこなっています。歯を白くしたい方はお気軽にお問い合わせください。

神経を抜いたのに歯が痛い…。

宝塚市 宝塚南口の笹山歯科医院 院長の笹山です。

今回は歯の神経を抜いたのに歯が痛い理由についてです。

まずは歯の神経を抜いた時期によって、痛みの理由は異なります。

1⃣神経を抜いたのは最近。

①虫歯など歯が痛くて神経を抜いた。

歯が痛くて神経を抜いた場合は、歯の根の周りまで炎症が広がっている場合があります(歯根膜炎)。歯の根の周りは、歯の神経の司っている部分ではないので、神経を抜いても痛みが続くことがあります。これは安静にしていると時間の経過と共に落ち着いてきます。(数週間から数か月かかる場合があります。)

②歯の神経が残っている。

神経は非常に複雑な形をしていて、スポンと1本の管のように抜けるわけではありません。少し神経が残る場合があります。これは後日の治療で再度麻酔をして抜くことがあります。

③神経の入っていた管に出血がある。

神経の入っている管には血管も入っています。これも神経を抜くときに一緒に抜けるのですが、炎症が大きい場合などには歯の中で再出血して、管の中で血液が充満し痛くなることがあります。

歯の中の歯髄と言われる部分には神経以外に血管も入っています↓

 

2⃣神経を抜いたのはずっと前。

過去に神経を抜いた歯でも、歯の根の外に感染源が残っていると根の周りに膿が溜まったりして、痛みが出ることがあります(根尖性歯周炎)。②で書いたように、神経は非常に複雑ですので、どんなに丁寧に神経を抜いても、一部の感染した神経が残ってしまう場合があります。その残った神経が感染源となり歯の根の周りが痛くなります。歯の根の周りが痛いと、歯の中の神経が無くても、歯そのものに痛みがあるように感じます。

もう一つの理由は歯の周りが歯周病になっている場合です。

この場合は、歯に神経が無くても、歯の周りの炎症によって、歯が痛く感じる場合があります。

以上「神経を抜いた歯が痛い。」理由についてでした。実は他にも多少の原因はあるのですが、今回は可能性が高い理由を主に説明しました。

もしかしたら、「神経を抜いたのに痛い。何で?あの歯医者さん下手?」と腹が立ったり、不安になることもあるかもしれませんが、神経を抜いた歯が痛くなるのは、それほど稀なことではありません。

まずは治療してもらった歯医者さんに相談してみるのが良いと思います。

口内炎を早く治す には?

宝塚市 宝塚南口の笹山歯科医院 院長の笹山です。

口内炎、辛いですよね。

話すのも、食べるのも、飲み込むのも痛い。

「何か口の中が痛いな。」と思って、鏡で口内炎を発見した時のあのショック。

何度経験しても慣れません。

治るまでの数日間の苦痛を考えると、テンションが下がります。

そこで、今回は辛い口内炎を出来るだけ早く治す方法です。

一番早いのは歯医者さんで治療することです。

レーザー治療をおこなうと、痛みはかなり軽減されます。

当院のレーザー↓

 

レーザーで表面を処理することで、痛みが楽になった口内炎↓

もしくは、歯医者さんで口内炎用の軟膏や貼り薬を貰う事です。

軟膏と貼り薬の違いなんですが、

貼り薬(シール状)は、唇の口内炎に適します。

軟膏は、唇・舌・歯ぐきに適します。

シールタイプは、歯ぐきや舌に貼っても剥がれやすいです。

で、軟膏を効かせるコツです。

まず洗面所の鏡に向かいます。

両手を使いますので、手鏡を持ちながらは難しいです。

清潔な綿棒に軟膏を少量取ります。

唇を片手でめくって、口内炎が鏡で見えるようにします。

次に綿棒の軟膏を塗っていない方で、口内炎とその周囲の水分(唾液)拭きます。(痛いけど我慢!水分があると剥がれやすくなります!

水分を拭き取った部分に、新たな唾液がつく前に、綿棒の軟膏を塗ります。(厚く塗ってはいけません。)

次は最大のポイントです。

このまま唇を持つ手を離すと、塗った軟膏が、唇の内側や他の部分にくっ付いてしまいます。

他の部分に付くと、効果が落ちますし、付いた部分も気持ち悪いです。

で、どうするかといいますと、

口内炎に軟膏を塗った後、反対の手で唇はめくったまま、

綿棒の先ほど水気を取った側に、洗面所の蛇口から水を出して濡らします。

綿棒にたっぷり水がついたら、軟膏を塗った表面を綿棒で濡らし、唇の内側などの軟膏を塗った部分に当たりそう部分も濡らしておくと良いでしょう

こうすることで、その後、唇を持つ手を離しても、唇の内側に軟膏がくっつくのを防ぐことができ、口内炎に塗った軟膏が剥がれにくくなります。

文章のみの説明ですので、ちょっと分かり辛いかもしれませんが、かなり効果がありますので、口内炎の軟膏が効かないと悩んでいる方は、是非試してみてください。

一日に数回塗るのがよいのですが、とにかく寝る前に塗って、その後飲食せずに寝ると、一番効果がありますので、寝る前に塗るのはマストです。

あとは睡眠をしっかりとり、補助的にビタミンBのサプリメントを多めに飲むと更に治る期間が短縮されます。

万一、喉の奥に出来た場合などは、塗ることも難しくなりますので、歯医者さんでレーザーなどの治療するのをお勧めします。

以上「つらい・痛い口内炎 早く治すには?」でした。

何か参考になれば幸いです。