カテゴリー別アーカイブ: 入れ歯

リフォーム

自分の体になじんだ入れ歯。

長く使いたいですよね。

でも壊れたり、周りの歯が抜けてしまったら・・・

使えなくなる?

答えはNOです。

ほとんどの入れ歯は修理して使えます。

特に床部分が金属で出来ている入れ歯は長く使えます。

5年お使いいただいた入れ歯です↓

DSC_3414

咬み合わせの難しいケースです。歯科医の先生なら「すれ違い咬合」と聞けば難しさが分かると思います。

5年目に金属フレーム部分が割れてしまいました。

DSC_3415

この場合はお預かりしての修理になります。

このぐらいの大きさの義歯になると、お預かりしている間に見た目や食事の面でご不自由をおかけしますので仮の入れ歯を作って、お預かり修理期間中に使っていただきます。

リフォーム後です↓

DSC_3581

最初の写真と違う所はいくつもあります。間違い探しじゃないですが、違いを探してみてください。

修理前

DSC_3414

リフォーム後

DSC_3581

正解

①向かって右側のバネが1個増えています。

②割れた部分の幅が増えて強度が増しています。

③割れた部分近くの人工の歯が金属で補強がなされています。

④入れ歯のピンクの部分が新しくなっています。

修理ではなくリフォームといっているのは読んで字のごとく、ただ壊れたところを修理するのではなく、形や材質、咬み合わせなどを変えて壊れにくいようにしているからです。

壊れるのには原因がありますので、その部分だけ修理しても原因に対処をしないとまた同じことになってしまうからです。

咬みあわせの難しいケースですので、これで万全ではなく今後も経過観察が必要ですが、患者さんに大変喜んで頂けましたので良かったです。

義歯をお預かりしている間にお使いいただいた仮の入れ歯は馴染みが悪かったそうで、

「リフォームした義歯の方がしっくりくる」とおっしゃっていました。

義歯は飾りではなく噛んだり、発音に必要な機能を持っている装具です。

体に身に付けるものは長く使えた方がいいですね^^

以上リフォームでした。

当院の入れ歯作成についてはこちらからhttp://www.sasayama-dc.com/treatment/ireba.html

 

自然な口元

部分入れ歯の話です。

部分入れ歯の見た目を気にされている方、結構多いんです。

何が気になるかといいますと・・・

入れ歯に付属する金属のバネです。

例えばこんな感じです↓ 口を開けた時にバネが見えてしまうんです。しかし金属のバネは入れ歯を支えるのに必要な装置ですので基本的に取り除くわけにいきません。「入れ歯を作ったけど、見た目が嫌で使わなくなった」という方もいらっしゃるほどです。

DSC_3503

 

そんな時の解決方法のひとつがこちら↓ 金属のバネを使わない入れ歯です。一見、入れ歯が入っているように見えないですね。

DSC_3502

 

唇を排除して撮影した写真を見てみましょう。こんな感じになっています。金属のバネだった部分が樹脂のバネに変わっているんです。(奥の歯にかけるバネは目立たないので金属のバネが装着してあります。)

DSC_3501

最近は出来るだけ目立たない入れ歯を好まれる方が増えています。

やっぱり笑った時に自然な口元の方がいいですね。

ただ噛めるだけの入れ歯ではなく、噛めるプラス見た目を解決する入れ歯です。

アパホテルで

今朝はこちらの

DSC_0532

今、話題のこちらで

DSC_0529

勉強です。

決して〇〇ではありません(^_^;)

アパホテルの会議室を使ってのセミナーでした。

20170205_121346699

内容は総義歯(総入れ歯)の難症例を上手く治すための方法を学ぶというものです。

この先生のセミナーは過去に何度か受けたことがあり、執筆された著作もほとんど読みました。

おかげで総義歯で一定の成果を出せるようになり良かったのですが、新たな疑問やもっと難しいケースの問題も感じていましたので先生に直接質問するために参加してきました。

講義の内容は何度も聞いたことがあるので、質問がメインだと思って臨んだのですが、久々に聴くことで以前に聴いた内容の復習にもなりました。

朝から夕方までのセミナーですと、1回は落ちるのですが(睡魔にやられます)今回はそんなこともなく、ひたすらメモしていたので、充実した時間を過ごせました。

岡山駅でおみやげを買い、新幹線に飛び乗り、帰宅後は書きなぐったメモをパソコンにまとめ直しました。このまとめ直しはしんどいのですが、良い復習になりますし、すぐやらないといつまでも放置なんてことも・・

実際、去年受けたセミナーのメモでまとめていないのもあります(反省)

総入れ歯は自分の臨床の中で大きなテーマです。一本も歯のない所からお顔立ちから歯並びの見た目、そして咬める機能を同時に改善する治療です。言い訳やごまかしの通用しない歯科医本来の技術と知識が問われる治療です。

今日のセミナーを受けて、また一歩成長できそうです。

*岡山の白十字のワッフル、初めて食べました。美味しかったです。

 

 

シリコン入れ歯

暑い日が続きますね。

本日は休診日ですが、ちょっとした改装工事を行うので医院に来ています。

朝からリフォーム業者さんに来ていただき、待っている間に普段できない医院の雑務をおこなっています。

さて,タイトルのシリコン入れ歯についてです。

入れ歯、特に下の歯が一本もない人が使う総入れ歯において応用されることが多いのがシリコン入れ歯です。

下の総入れ歯はケースによっては顎の骨がかなり痩せてしまって、通常の総入れ歯では安定が難しく、「咬むたびに痛い」「外れやすい」「浮いてくる」など症状が現れることがあります。

顎の骨が痩せていると噛む力に対して顎が貧弱なので力を受け止めきれず、痛みが出たり、安定が悪くなるのです。

そこで入れ歯の歯ぐきと接する部分を特殊なシリコンにすることで痛みが出やすい部分に柔らかさを加わえます。そうすると痛みが減り、安定も良くなります。

こちらがシリコン入れ歯です。入れ歯の歯ぐき(ピンク色の部分)に注目してください。 DSC_3081

ピンクの部分の下の方です。ピンクの色が薄くなっている部分がお分かりでしょうか?

この部分がシリコンです。それより上の部分はアクリルという通常の入れ歯の材料で出来ています。

画像のシリコン入れ歯は、今お使いの下の総入れ歯がしょっちゅう痛くなってしっかり噛めないと新規で来院された患者さんに適応したケースです。

入れ歯自体の設計に大きな問題があり、仮の入れ歯を作って、咬み合わせや入れ歯の大きさを改造しながら、痛みがほぼなくなったのを確認してから、シリコン義歯を完成させました。

当院の入れ歯作成の流れについてはこちら↓

http://www.sasayama-dc.com/treatment/ireba.html

完成後、全く痛くないわけではありませんので、数回痛む部分を調整に通っていただきましたが

今では痛みもなく、入れ歯が浮きあがったり、外れることもないそうで喜んでいただけました。

 

 

 

入れ歯のリフォーム

時々患者さんからいただくご質問です。

「入れ歯を作った後に自分の歯が抜けたら、入れ歯は使えなくなるのですか?」

答えはNOです。自分の歯が抜けてしまっても、ほとんどの入れ歯は修理して使えます。

長年入れ歯を使っていると、入れ歯自体が壊れたり、残っている自分の歯が抜ける場合があります。

下の入れ歯は止む無く歯を抜いたケースです。しかし、リフォームすることで何の問題もなく使い続けて頂けています。

リフォーム前

DSC_2939

リフォーム後

DSC_2968

向かって右側の入れ歯の歯の数が増えているのがお分かりでしょうか?

この入れ歯は1週間程お預かりして歯科技工士さんに修理してもらいました。

増設した金属のプレートを蝋着という作業(溶接のような感じです)とレーザーを使って既存の義歯にくっ付けます。

この作業をおこなうことでかなり強固に修理できますので修理した部分が壊れることはほとんどありません。

また壊れ方によってはお預かりしなくても、即日修理できる場合もあります。

インプラントが全盛の昨今では敬遠されがちな入れ歯ですが、きちんと作れば、違和感や痛みも少なく、経年的に変化にも柔軟に対応できる治療方法です。