健康寿命と平均寿命

 

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院長です。暑い日が続きますね。

今朝テレビで日本の男性の平均寿命が80歳になったというニュースを見ました。

健康寿命という言葉をご存知でしたか?

健康寿命と平均寿命の差を縮めるためにはお口の健康が重要な役割を占めています。

お口のケアを実践してお口の健康が維持できると、自分の歯でしっかりかみ、充実した食生活を送ることができます。
よくかむことで脳の血流が増え、脳神経細胞の働きが活発になりますので、認知症予防にもつながるなど、想像以上によい影響を及ぼします。
一生おいしく、楽しく、安全な食生活を送るためにお口の健康は、介護予防の第一歩なのです(^o^)

 

お口から若返りホルモン

 

若返りホルモン”パロチン”というものがあります。

パロチンとは唾液に含まれる成長ホルモンです。

パロチンは皮膚や筋肉、目などの粘膜を強化し、肌再生のターンオーバーを活発にし、シミ・シワに効果的です。

骨や歯の再石灰化を助ける効果、皮膚の新陳代謝を活発にする効果など、身体中を若返らせる効果があります。

肌トラブルの大きな原因のひとつである肌老化の防止に役立ちます。組織を正常にする働きもあります。

良く噛んで食事することで唾液の分泌は促されます。

良く噛むには良く噛めるお口であることが大切ですね。

歯周病で歯が弱ってしまったり、歯が抜けてしまうと、噛む効率が落ち、お口を動かす筋肉も弱くなります。噛む効率が落ちると唾液の分泌も減ってしまいます。

何でも良く食べられるお口でしっかり唾液を分泌することで、アンチエイジング効果も期待できるかもしれません(^o^)

 

蒸し暑い日が続き,夏前に夏バテしそうです。

ワールドカップも残すところは決勝と3位決定戦のみ。どちらが優勝するのか楽しみですが、大会が終わってしまうのはちょっと寂しいです。

プリザーブドグリーン 本物の葉や枝を保存加工して作った観葉植物だそうです。洗面コーナーに置いています。

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削る音が少ない日

院長の笹山です。

ワールドカップを楽しんでいます。決勝Tは見ごたえありますね。世界の強豪の本気は凄いです^^

 

 

定期的にメンテナンスでクリーニングを受けられる患者様が増えています。

歯科衛生士さんがフル回転です。

メンテナンス患者様の予約が多い日は私の出番が少なくなります(^_^.)

でも本来はそれでいいのです。出来るだけ削らない、抜かないをコンセプトに診療していますので、メンテナンス患者様が多いということは予防が出来ているということですので。

できる限りセルフケアとメンテナンスで虫歯や歯周病を予防して、それでも悪くなってしまった所を再発しないように私がしっかり治すというスタイルで診療しています。

出来るだけ歯を削る機械の音が聞こえないクリニックを目指しています。

 

メンテナンスでは、虫歯や歯周病のチェックに始まり、クリーニングだけでなく、ちょっとした歯ブラシの磨きぐせのチェック

フロスや歯間ブラシなど補助器具の使い方、入れ歯のお手入れの仕方、かみ合わせのチェックなど色々と行います。

これを3~4か月おきに行います。

すこし間隔が短く感じられるかもしれませんが、この間隔でメンテナンスをお受けになると「お口の調子がいい」「歯茎から血が出なくなった。」「腫れなくなった。」という方が多いです。

特にご年配の方にはこのメンテナンスをぜひ受けていただきたいです。

加齢と歯周病により、歯の間に物が挟まりやすくなったり、歯茎が痩せて歯の根っこが露出することで虫歯や歯周病が進みやすくなります。服用されているお薬や加齢による影響でお口の自浄作用がある唾液の分泌が減ることも一因です。

歯ぐきが痩せると隙間などの磨きづらい部分が多くなり、ご自身の歯磨きだけで、キレイにするのはかなり難しくなります。

 

そして30~50代の間の方にもメンテナンスをおすすめします。

日々忙しくて細かいセルフケアまで気が回らない、自信がない、という方でもメンテナンスを受けておくだけで予防効果は高くなります。歯周病は進行がゆるやかなため、ほとんど自覚症状がないまま歯茎や骨がジワジワと痩せていきます。そして自然に治ることはなく、最終的には歯が抜けてしまいます。

50代になって急に悪くなるのではなく、その前の30代からの20年間のメンテナンスが一番大切なのです。

磨ききれない歯垢や歯石をクリーニングで落とすと、お口の中がさっぱりしてとても気持ちが良いですよ(^O^)

 

 

あまりの大きさに思わず撮影しました。最初、マンションかと思いました。セレブリティ・ミレニアムという客船だそうです。

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アロマ

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

昨日は変なお天気でしたが、今日は涼しくて過ごしやすいですね。

7月に入ると洋服などの夏のセールが始まりますが、歯科にも夏のセールがあります。ただし治療の値引きセールではありません^^

歯科治療に使う材料や機材のセールです。年中使う、使い捨てのうがい用紙コップや治療用手袋などの消耗品などはセールの時にまとめて購入します。

この時期から在庫の確認などをコツコツと始めています。

 

診療をお待ちいただく間、少しでリラックスして頂ければと思い、待合室にアロマディフューザーを置いています。

ずっと柑橘系のアロマオイルを使っていたのですが、少し香りが弱いようであまり効果がないような気がしていました。

そこで今回、オイルをラベンダーに変えてみたところ、しっかりと香りがするようになりました。

診療室にまで、ほのかに香るようになってビックリしています。

歯科医院では緊張される患者様が多いと思います。出来るだけリラックスしていただける雰囲気づくりと診療空間を作りたいと思っています。

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アンダーブラッシング

院長の笹山です。

ちょっと暑さが遠のいて過ごしやすくなりました。

5月、6月は検診シーズンですので会社や学校で歯の検診を受けられてから来院される方が増えています。

私も先日、学校検診に行ってまいりました。以前にも書きましたが、やはり虫歯は減っています。かわりに歯肉炎は増えています。

歯肉炎は将来歯周病に移行する可能性が高いので要注意です。

 

タイトルに書きましたアンダーブラッシングとは磨き残しのある状態です。

原因の1つとして歯ブラシの硬さがあっていない場合があります。

歯ぐきを傷つけたり、血が出たりすると怖いとの理由で、それほど歯ぐきは悪くないのに、やわらかめの歯ブラシをお使いの方がいらっしゃいます。特に中高年の患者様に多いと感じます。

たしかに歯ぐきが腫れていたり、炎症が強い場合はやわらかめの歯ブラシを使っていただく場合もありますが

ある程度歯ぐきが引き締まってきましたら、ふつうの硬さの歯ブラシに変えていただく事が多いです。

やわらかめですとコシが弱いので歯垢を落とす力も弱くなってしまうのです。

コシが弱いので磨ききれない→歯垢が残りやすくなる→歯ぐきが引き締まらない→血が出やすくなる ・・・ということもあります。

歯間ブラシなどの補助器具も誤ったサイズの物を使っていると歯ぐきを傷つけてしまったり、逆に歯垢を落としきれなかったりします。

やり方も大切ですが、道具選びも重要です。

患者様のお口にあった歯ブラシや歯間ブラシなどの補助器具を提案できるように、様々な種類の硬さ・形の物をそろえています。

お気軽にご相談ください。