噛めることの重要性

院長です。

暑い日が続きます。

先日、家族で王子動物園に行ってきまいりました。

パンダやライオンを間近で見ることが出来,子供だけでなく私も楽しかったです。

 

 

少し前ですが、NHKで噛めることの重要性を紹介する番組を放送しておりました。

要約は、歯が抜けてしまったり、合わない入れ歯などで上手く噛むことが出来ないと・・・

1.お口の中をキレイにする役割のある唾液の分泌が少なくなる。

→虫歯や歯周病になりやすくなる。(元々、加齢とともに唾液の分泌量は減ります。)

2.お口を動かす筋肉や飲み込む筋肉が弱くなり,食べた物が食道ではなく肺に流れる可能性がある

→誤嚥性肺炎を起こす可能性がある。

3.やわらかい物しか食べなくなる。

→栄養が偏る。

最近、お口の健康と全身の関連がメディアで注目されています。

ご自身の歯で食べたいものをおいしく食べられる、一見当たり前のようなことが高齢になると簡単ではありません。

当院は高齢の患者様が多いので、このようなことが起きにくいよう、しっかりメンテナンスしています。

そして若い世代の方には入れ歯やインプラントをしなくても良いように、予防の重要性を啓蒙しています。

 

 

王子動物園にて。無心で笹の葉を食べ続けるパンダ。可愛かったです^^

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歯石取りは痛い?

院長です。

夏日ですね。診療室は4台の扇風機(サーキュレーター代わり)が稼働中です。もう少し暑くなったらエアコンも入れます。

 

私が美容室に行った時の話です。

美容師さんが

「歯医者さん、行かなきゃと思うんですが。歯石取りって痛いんですよね。」

「痛かったら手を挙げてくださいって言われても、その時点でもう痛いわけですし…結局ちょっと我慢しちゃいますね。」

とおっしゃっていました。

たしかに痛いって、なかなか言いづらいですよね。

私自身も美容室でシャンプーして頂く時に

「お湯加減いかがですか?」「かゆい所はないですか?」と聞かれて

「ちょっとぬるくしてもらえますか?」「ここがかゆいです。」なんて言えません^^

注)いつも行く美容室は快適シャンプーです!

 

新規でいらした患者様から「前に歯石を取った時に痛くて・・」とお聞きすることが時々あります。

痛みの原因には色々ありますが、当院では出来る限り痛くない歯石取りを心がけています。

さっぱりしたくて行く美容室で、髪を雑に扱われたり、シャンプーでガリガリやられたら行きたくなくなります。

気持ちの良いクリーニングや歯石取りを提供できるように頑張っています。

 

□■視覚■□

院長です。

GWも終わりましたね。お天気が良い日が多くて良かったです。

6月も祝日があれば・・と思います。

 

さて、今さらですが”説明”はとても大事です。

なんだか良く分からないまま治療が進むということは、患者様だけでなく私達もとても不安になります。

 

日々の治療の説明はもちろんのこと、現在の歯や歯ぐきの状態、これから数十年後にどうなる可能性があるのか?

問題が起きそうな歯はどの歯か?それを防ぐにはどうすれば良いのか? 最新の歯科健康情報などたくさんあります。

患者様の性別、年齢、歯や歯ぐきの状態によって説明は様々です。

 

それらを出来るだけ分かりやすく説明するために

治療説明用模型、写真(症例の写真など)、動画やアニメーション、紙媒体の資料・・・などの視覚的な資料を多く活用しています。

”見ながら聞く”ことは、”聞くだけ”と比べて理解しやすくなるそうです。

 

 

歯周病説明用のアニメーションです。(歯が抜けるまでの過程を見るのですが、かなりリアルです!)

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LED

院長です。

GW後半は良いお天気に恵まれそうですね。

 

最近使い始めたLEDヘッドランプ、非常に使い勝手が良いです。

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以前は拡大鏡に装着するタイプも試したのですが、コードが邪魔で使いづらかったです。

このヘッドバンドタイプはバンド部分にバッテリーが付いているのでコードレスで身軽です。

洞窟を探検する時につけるライトのようなものですね(川口探検隊?)

とにかく口の中が明るく照らされ、細かい部分が良く見えます。

歯を削ったりする場合はほとんど装着しています。装着せずに細かい治療はしたくないぐらいです。

このヘッドランプと拡大鏡を同時に装着した姿は、やや仰々しくなりますので驚かれる患者様もいらっしゃいます・・・

正確な治療を行うためですので、お気になさらないようお願いいたします^^

 

先日、札幌に向かう際に飛行機からみた山々です。多分、白神山地と思われます。

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セラミック治療

院長の笹山敏(ささやまさとし)です。

そろそろGWですね。私は札幌に行く予定があります。今更ですが、初めて神戸空港を利用します。                   ちょっと楽しみにしています。

 

さて、歯科の治療には入れ歯の治療や歯周病治療、親知らずの抜歯、虫歯治療、歯の神経の治療、セラミック治療、インプラント治療などたくさんの治療がありますが、なぜか同じ治療ばかり続く事があります。

最近はセラミック治療が続いています。毎日、何らかのセラミック治療をおこなっています。

本日は前歯2本のオールセラミッククラウンの型採りを行いました。

歯の型を採るだけなのですが、精密に歯の型を採るためにする作業は多く、正味1時間はかかります。

「歯の型採り治療で1時間かかります」とお伝えすると驚かれる患者様もいらっしゃいますが

手間をかけるとやはりそれくらいかかります。

セラミックは生体親和性の高い歯科材料であり、虫歯や歯周病になりにくいことは間違いないのですが、ただ入れれば良いというものではありません。

そこに至るまでの細かい治療の積み重ねで、セラミックの特性を生かした最良の結果が得られると考えています。

当院でセラミック治療を受けられると少しばかり時間がかかる感じられると思います。

仮の歯の形を修正するだけで1時間以上かかることも珍しくありません。

長期的に安定した美しい歯を得るには、どのステップ省けませんので患者様にご理解頂けるように丁寧に説明することを心がけています。

画像はブログとは別のケースですが、上の歯のオールセラミッククラウンセット直後です。上の真ん中の大きな前歯、向かって左側がオールセラミッククラウン。セット直後ですので、マージン部の歯肉に若干の赤みがありますが、1週間もすれば自然な感じに戻ります。                                     

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