学校検診

院長です。

最近、ルイボスティーを飲むようになりました。

たまに行く某博多とんこつラーメン店でお冷やの代わりにルイボスティーが出るのですが、

美味しくていつも結構飲んでしまうので、家でも飲んでみたいと思っていたのです。

ルイボスティーはカフェインが入っておらず、疲労回復、活性酸素の抑制(アンチエイジング)などの効果があるそうです。

独特の香りがありますが、飲みやすくて気に入っています。

 

学校検診の季節です。先日は小学校へ歯科検診に行ってまいりました。

いい天気の日で車の窓を開けて走ると気持ちのいい風が吹き込んできました。

普段診療室にこもっているので、仕事で外に出るのはいい気分転換になります(^O^)

今回は3年生を検診しました。

3年生は乳歯と永久歯の両方がお口に生えている歯並びで生え変わりが進む時期です。

歯並びなどに多少の問題があって、歯医者さんに経過観察と言われていたお子さんもそろそろ矯正治療の必要性を診断する時期が近いと思われる学年です。

また乳歯の虫歯治療跡が多いお子さんも永久歯は虫歯にしないように気を付けなければならない時期でもあります。

生え変わったばかりの永久歯は虫歯になりやすいのでフッ素塗布などを行って歯を強くしてあげると安心です^^

来月は三歳児検診、高校の検診と続きます。当日は診療時間が変更となりますのでよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供の歯、こんな時は?

院長です。

春ですね~

待合室の窓から見える桜が満開に近いです。散歩するだけでも気持ちのいい季節。いい天気の日は診療室にいるのがもったいない気がします(T_T)

診療所入り口のチューリップも満開です(^O^)

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さて本題です!

5~7歳くらいのお子さんの歯の相談でよくお受けするのが画像のような状態です。

「乳歯の後ろから永久歯が生えてきたんです!早く抜かないとダメですか!?」

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結論の前にその後を経過を見てみましょう。画像が荒くてスミマセン<(_ _)>

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乳歯が自然に抜けるのを待ちました。無事永久歯に生え変わっています。生え変わった永久歯にねじれはありますが、今の所は問題ありませんので引き続き経過観察です。

多くの場合は乳歯を抜かなくても自然に抜け、永久歯は前に移動し正常な位置に収まります。

一時的に乳歯の後ろ側に生えても、乳歯が抜けてスペースが空くと、舌の力で前に押されて歯の列の中に入るのです!

もちろんそうではなく、積極的に乳歯を抜かなければならない場合もありますので、まずは歯医者さんに診てもらうことが大切です。

当院でも、お子さんの定期健診の際は虫歯や歯肉炎だけでなく、歯並びやかみ合わせをチェックしています。必要に応じて矯正専門医の先生をご紹介させていただいてます。

好きな治療

院長です。

春ももうすぐですね。

少し風邪を引いてしまいましたが、ほぼ治りました。あとは花粉対策ですね。もう飛んでいるようで、すでに辛そうな患者さんもいらっしゃいます。

さて、入れ歯の話です。そう、また入れ歯の話です。入れ歯治療が好きなんです(^_^;)

最近は年始から作り始めた精密入れ歯製作ケースのいくつかが、ようやく仕上げ段階に入ってまいりました。

精密入れ歯を作る場合は完成まで1回1時間ぐらいかかる治療が平均7~8回あります。

完成後も数回の調整は必要です。

患者さんは時間と費用の負担がありますが、こちら側は材料の質や材料代を気にせず、時間をあまり気にせず、じっくりと治療に取り組めます。

入れ歯治療は単に数をこなしても上手くなりません。1つ1つのケースを学びながらしっかり着実に行うことでスキルアップします。学べば学ぶほどスキルアップを感じられる治療ですので、昔から入れ歯治療が好きです。ですので製作中のケースが段々完成に近づくのはうれしいのですが、ちょっと寂しい気もします。

若い世代には無縁になりつつある入れ歯ですが、まだまだ入れ歯でお困りの方はいらっしゃると思います。

その方々に喜んでいただける治療を提供できるよう引き続き学んでいきます。

*入れ歯治療だけでなく、セラミックやジルコニアを用いた審美歯科治療も日常的に行っております。入れ歯に限らず、歯が美しくなって喜んでいただくことが大好きなので、そちらもこだわりながら治療しています(^O^)

 

 

 

 

お口も大掃除

 

院長です。

あっという間に12月。朝は冷えるので診療室の床暖房を弱で稼働させ、日が暖かくなるお昼休み頃に切ります。

待合室の窓から見える紅葉も深まってきました。

阪急電車の嵐山直通特急も走っていますね。嵐山の紅葉も一度見てみたいですが、人だかりが苦手なので・・・(^_^.)

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冷え込みが強くなりましたので、風邪やインフルエンザには要注意です。

予防には手洗い・うがいが基本ですが、お口の中を清潔に保っているとかなり防げます。

先日、参加した学会でも聞いたのですが、介護施設で歯科衛生士さんが入居者のお口や入れ歯を徹底的にキレイにクリーニングしたところ風邪や肺炎が激減したそうです。

幼稚園や保育園で風邪やインフルエンザが流行るのも、子供たちは手を覆わずに咳やくしゃみをしますし、指をお口に入れたりするのも当たり前です。また口呼吸の子も多いですから、感染しやすくなるのだと思います。

お口は体の中につながっている健康の入り口であり、病気の入り口でもあるのですね。

この時期は疲れが1年の疲れが溜まってくるようで、免疫が低下し、歯ぐきの腫れや歯の痛みで来院される患者さんが増えます。

年末年始の大掃除の前に、お口もキレイにしてあげてください。

 

 

歯の神経を抜かない

院長です。

3連休初日ですね。今日の天気は良くなかったですが、明日以降は良くなるといいですね。

診療室ではハロウィンの飾りつけを片付けて、今年のクリスマスをどんなものにするか検討中です(^o^)

ちょっとした遊び心って楽しいですね。ささやかですが医院の飾りつけもそんな感じでやっています。

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さて、現代の歯科に置いて、抜歯の理由のトップは歯周病です。

最近は虫歯で抜歯する事は減りました。

他に多い抜歯の理由の1つが歯根破折です。

歯根破折とは文字通り、歯の根が折れてしまうことです。

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歯の根は折れてしまうと、骨折した骨が自らくっつくようには治ることはありません。

ですので、根が折れたり割れてしまったら、ほとんどが抜歯になります。

なぜ歯の根が折れたり、割れたりしてしまうのでしょう。

そのような歯のほとんどは、過去に神経を抜く処置が行われています。

神経を抜くと歯の中に水分がなくなり、乾燥してしまうので割れやすくなります。

神経を抜いた歯は、歯の根が割れないように様々な工夫をしますが、それでもやはり割れてしまうことがあります。

割れて抜歯にならないようにする最大の予防策は結局、神経を取らない事です。

そのために、虫歯が深く神経まで到達しそうな場合でも極力神経を抜かずに治療をするように心がけています。

ただ、神経を残しても後に痛みが出て、神経を抜くことになる事がありますので、その可能性は患者さんに十分に説明をしてから神経を残す処置を行っています。注)症状や状態によっては無理に残さずに神経を抜く方が良い場合もあります。

後に結局神経を抜く事になる可能性があったとしても神経を残す価値はあります。

それほど歯に神経があるかないかは歯の寿命を左右するのです。

歯で神経を抜くというのは相当悪い状態ですから、定期的に検診を受けていれば、そこまで悪くなる前の虫歯を発見し治療できます。また、日頃の歯磨きだけでは落としきれない歯垢をクリーニングすることで、虫歯の発生はかなり予防できます。